いつもこのブログにコメントを下さる多くの方、しかも現在熱心に古いクルマを維持されている方々が当時「学研の図鑑 自動車・船」をお持ちになり記憶に残っている事、場所は違えど同じ書物に感嘆していたことに何故か嬉しくなりました。
さて大抵の自動車図鑑に自動車の歴史を振り返るページが有りますが大体見開き2ページ程度。
しかしこの図鑑では4ページに渡り解説。
この図鑑でクライスラーのエアフローに衝撃を受けた小学生です。
しかしそれはまだ序の口。
この図鑑の白眉はコレ。
自動車の宿命とも言えるモデルチェンジをブルーバード310〜610を例に取り上げています。
当時10年落ちをとっくに過ぎ街から姿を消しつつある310ブルーバードとまだ街で良く見かけた410ブルーバード。
それぞれのスタンダードモデルと上位グレードの性能差と恐らく生産比率なのか?排気量を色分けで表示。
ちょっと判り辛いのですが410ブルーバードからは2ドアセダンも右端に追加。
1973年時点で610ブルーバードと併売されていた510ブルーバード。
次第に排気量の大きいエンジンにシフトし性能も向上。ボディにはクーペやHTなども加わります。
当時型落ちだったクルマが児童書で顧みられる事はまず無く、大好きだった410ブルーバード、310ブルーバードが紹介されていて嬉しくなった記憶。
あれから50年。古いクルマへの想いは現在も変わることなく。
「Mr.Tambourine Man」和訳付き。