小児慢性特定疾病(以下、小慢)の

医療費助成制度を利用するまでの

記録を残しておきたいと思います。






数ヶ月前に

医療従事者の方から

コメントをいただきました。


娘の病気『左冠動脈肺動脈起始症』は

小慢にあたり

医療費の助成を受けられるという

ありがたい情報でした。






まずは

受診予約の日を待って

主治医の先生に相談です。


娘の主治医は

心臓血管外科の先生。


心臓血管外科の先生が

小慢の手続きに関わることは

無いらしい…


そう聞いて

諦めようと思った矢先

主治医の先生は

PHSを取り出し

小児循環器科の先生に相談していました。


申請条件的にも問題はなく

意見書の作成も可能だということで

無事に作成依頼をすることができました。






2週間程度で郵送されてくると

聞いていた意見書ですが

実際は到着までに1ヶ月掛かりました。


娘の場合は

小児循環器科と心臓血管外科

両科でのやりとりが

必要だったせいもあったのだと思います。






意見書が到着した翌朝

早速役所へ行き

小慢の申請手続きをしました。


窓口で数枚の書類に

簡単な記入をするだけで

説明も含め

5分ほどで終わりました。






認定されれば

受給者証が自宅へ郵送されるとのことで

まだかまだかと待ち続ける日々。


申請してからピッタリ2ヶ月後に

受給者証が郵送されてきました。






動き出してから

無事に認定されるまで

3ヶ月掛かりました。


長かった…






住んでいる自治体では

高校生から医療費がかかります。


娘の受診時

検査や薬代も含めると

毎回10,000円近い出費でした。


CTやMRIなどの

大きな検査を受ける場合には

万単位の支払いが必要で

負担も大きかったです。






小慢の医療費助成制度は

本来世帯所得によって

助成される金額が違うのですが

自治体独自の取り組みで

世帯所得に関係なく

我が市は

自己負担ゼロだそう。


本当に助かります!!!






児童手当や

子育て世帯への臨時特別給付金や

私立高校の授業料無償化など…


何故所得制限があるのかと

常々不満に思っていましたが

小慢の自治体独自のこの取り組みは

とてもありがたいと思っています。






なかなかに時間は掛かりましたが

小慢を申請して良かったです。