ノーム・ルイス トーク&レクチャー
場所:よみうり大手町ホール
2018419() 1800開場 1830開演
席種:自由席

 

今日は、ソロコンサートのチケットを購入するとおまけ(?)で参加できるという「ノーム・ルイス トーク&レクチャー」というイベントの日です。

「トーク&レクチャー」っていったいナニ?って感じですが
「レクチャー」というくらいだからノームさんの歌唱指導とか?海外でよくやっているマスタークラスみたいなもの??

そんなのムリ!と思いつつも結局何も分からないまま行ってきました。

 

この日は「自由席」ということで仕事も半休を取って早めに会場入りという我ながらなかなかの力の入りよう。

その甲斐あって、なんなく最前列をゲットしました!
開演時刻をまわるとなんの前触れもなく、おもむろにご本人登場からのいきなりの自己紹介w

その後少し遅れて通訳さんが登場するもわりと本人任せな進行で生い立ちや略歴を話し始めるノームさん。

あまりに一気に話し続けるノームさんに通訳さんが思わず話を止める場面もあり、会場中がほっこりムードに。

 

生ノームさんを見るのもこれでもう4回目になるけど、この人はいつ見ても本当に人懐っこい笑顔とすべてを包み込むような包容力で、会う人すべてを幸せにしてくれる太陽のような人。

会場の反応にもひとつひとつすべて応えていて、こんなに出来た人他に見たことある??

そして、今日はそんなノーム・ルイスという人物の起源ともいえる、彼の幼少期時代から就職してBWデビューするまでの道のりをご本人から聞くという日本ではめったにない貴重な体験。

 

その後は開演前に集められた観客からの質問コーナー。
「普段の温厚な雰囲気から強面の役などへのスイッチの切換方」や「今までで一番大変だった役柄」「日本で好きな場所(行ってみたい場所)は?」「夢をつかむには?」「好きな曲は?」など主催の方が選んだ7問くらいの質問に回答。

 

「日本で好きな場所(行ってみたい場所)」の質問には、前回来日時に行った鎌倉がすごくよかったということや昼間の渋谷のスクランブル交差点は行ったから今度は夜見に行きたいとか、次回(6月)の来日では京都に行く予定という話をしたり、「好きな曲は」の質問には「自分のアルバムの中の―」と言いながら宣伝だよとばかりにいたずらっぽく笑ったり、「役選びのポイントは?」で「マネー」と言って爆笑したり、ほんといちいちかわいすぎる54歳。

それに通訳さんが話している時に唇をかみながらじっと覗きこむような顔がまるで少年のよう。

 

「いちばん大変だった役は?」という質問に「オペラ座の怪人」のファントムと答えていて、週8回公演で本当に大変だったという話を聞いて、たしかに自分が観た時もSDで声を出さないようにしながらも一人一人に最大限のサービスをしていて、そこにいた全員が間違いなくハートを射抜かれていたに違いない。

そして「レミゼ25周年」の話ではカメラワークの関係で普段とは違う目線で歌ったという話から、ワンフレーズ歌いながら説明してくれるというこれまたサービスっぷり。

最後には客席に来ていた震災の被災者の方にも触れて、「日本にはインスピレーションをもらっている」と人柄がにじみ出る一幕も。

 

そんな感じで1時間程度のトークショーが終了。

コンサートの「おまけ」とは思えないとっても得した気分で1枚で二度おいしいとはまさにこのこと。

 
【関連記事】