『ファインディング・ネバーランド』初日
9/8 東急シアターオーブ

1830開場/19:00開演

S2階 6,500

 

実はこの作品にはちょっとした思い入れがあってリーディングの頃から密かに注目していました。

そしてブロードウェイではプレビュー初日に観劇。

(その時の記事はコチラ

主役のバリ役は“あの”マシュー・モリソンということもあって「glee」好きとしてもかなり期待大で望んだわけですが旅の最終日で疲労MAXだったこともあり、観劇中かなり意識が飛ぶという大失態を犯してしまった残念な思い出。

ということでだいぶ記憶がおぼろげながらも正直あまり好みではなかった(からの寝落ち…)という印象だったのですが、もう一度ちゃんと確かめたいと思い行ってきました。

 

今回、楽日のプレミア席を早々に押さえていたのでその1回だけでいいかなと思っていたのですが、前方席で字幕が見えないということもあり、どうしようかと迷っていたところポンパレで半額の格安チケットを発見!

それにしても今回の公演、チケットの売行きが相当厳しいのか割引チケットがかなり出回っていて、開幕直前にもお得なチケット情報のDMが送られてきたりして、定価(それもプレミア)で買った自分涙目。

でも売れ残った席を空席にするぐらいなら、こうやってどんどん割引していくのは間口も広がっていいことだなと思う。

日本にもtktsのようなものがあるといいのに。

TicketsTodayはあるけどもっと広げたかんじのね。。)

 

ということで座席は当日引換で2階のかなり端っこ寄りの席。

まあこの値段だし悪くないかなと思っていたのですが・・・

1幕途中で隣に座っていたオジサンが何やらガサゴソ、「まさか・・・!?」と思ったら、なんと靴下を脱ぎだすという暴挙にΣ( ̄□ ̄|||)

そして爆睡。

幕間に係りの人に相談したら2列後ろのセンター寄りの席に変更してくれたのですが、結局そこも周りの人が話すし前のめるしでやっぱり格安エリアということなのかあまり舞台を観たことない人たちが多いのかなぁ。。

 

(また前置きのほうが長くなりましたが)肝心な舞台はというと、正直自分の第一印象は間違っていなかった。

たぶん作品自体が個人的にあまり好みではないのだと思う。

とくに1幕前半がなかなか入りこむことができなくて、自分の中でちょっと飽きるというかダレルというか。

ただ1幕後半から2幕にかけては見どころも多くて、1幕ラストの「Stronger」はこの作品でいちばん好きなシーンだし、2幕後半の「あの」シーンもさすがに印象に残っていたのですがそれ以外はこんなシーンあったっけ??というところも多数あって(前回いかに寝落ちしていたかあせる)後半にいくほど結構楽しめました。

 

そしてまた座席の話になってしまうのですが、2階席だったせいか今回音がなんだか遠くに感じて、シルヴィアの「All That Matters」までは俯瞰で観てるような(いや、実際俯瞰で観てるのだけど「蚊帳の外」的な)、音に包まれるような感じがまったくなくてそれが舞台との距離感を一層感じさせたのですが、「All That Matters」でようやく輪の中に入れた感じがしました。

とはいえ今回のカンパニー、レベルは高いのではないかと思います。

バリ役のビリー・タイくんもオリキャスのマシュー・モリソンやその後この役をやっていたアルフィー・ポー、トニー・ヤズベックなどと比べてもかなり若くて爽やかで、一見「キンキー・ブーツ」のチャーリーとかのほうが似合いそうだけど声はたしかにマシューっぽくて観ているうちにこんなバリもありかなと思えてくるし、女性陣も歌に力があって早くもっと近くで観たい!

 

やっぱり舞台との距離が心の距離と比例している自分にとって、今回は舞台以外のところに結構引っかかってしまったので次はもっと純粋に楽しめるのではないかと思う。

ということで次回はもうちょっとマシな感想を書きたいと思います。。 

 

リピチケは9,800円。

初日の取扱いは4列目サイドと8列目(?)センターが売っていました。

かなりお得!

 

【上映時間】

一幕 70

休憩 20

二幕 60

 

カテコは撮影OK(かなりボケボケですが)