江戸時代、大老には絶大な権限が与えられ世継問題、藩の改易、分散などはお手のものだった。そこで今回は最大外様の加賀藩主の将軍継承させることで、拡大したままの加賀藩100万石に於いて加賀藩内部騒動を引き起こし改易にしていくということが予測された。一方、将軍は館林、松平への安易な継承は幕政を危うくさせると予測、第3者である加賀藩主の候補を選び出し、両家への圧力をかけた。現代でもある次期経営者への選考である。経営者として恵まれた知識と知恵を持った人材選びには人間関係の「力関係」が大きく影響する。中でも「派閥」「賄賂」もあるのが現実だ。
