ガジェット通信
美容整形が盛んな韓国では、それによって引き起される副作用や依存症も深刻な問題となっている。

韓国のケーブルテレビtvN「火星人Xファイル」は2日、違法整形により顔面が変形し、歯が1本もなくなってしまった女性の例を紹介した。
韓国の美容整形事故といえば、整形依存症により顔面が大きく崩れた「扇風機おばさん」が有名。この日番組では「第2の扇風機おばさん」と呼ばれているヤン・ヘランさんを紹介した。整形手術の副作用で崩れた顔を隠すため、何年間もマスク姿で暮らしてきたことから「顔面隠蔽女」とも呼ばれているという。
ヘランさんは14年前、美容整形医院で顔面にコラーゲンを注入する手術などを繰り返し受けた。しかしそこは無免許の違法医院であったため、顔面には注入されたのは人体に有害な工業用コラーゲンだった。ヘランさんのまぶた、鼻、頬は、今も腫れたようにふくらみ、「扇風機おばさん」まではいかないが明らかに違和感を与える顔面となっだ。
問題はこれだけではない。衝撃的なのは、ダイエットのために服用していた利尿剤の中毒に陥ったせいで、28本の健康な歯がすべて抜け落ちてしまった。歯が1本もないため、まともに食事をとることができず、食べられるのは豆腐料理くらいしかないという。
しかし、これだけの副作用に苦しんでいるにも関わらず、ヘランさんはここからさらに異常な行動をする。歯がないからと、ボンドを使い自作の歯を作るのだ。番組ではヘランさんが鏡の前で口を開け、ボンドを歯茎に注入していく様子を紹介している。ボンドは湿った口の中ではなかなか固まらないことから、歯のような状態になるまでには半日ほどかかるのだという。ヘランさんは「疲れた」と言いながら歯を作り続け、最後にマニキュアを塗って歯を仕上げた。
この放送は韓国で大きな衝撃を与えた。韓国では20~30代の女性の半数以上が美容整形を経験しているため、「他人ごとではない」と整形に恐怖を感じた人が多いようだ。