出雲大社(いづもおおやしろ)

主祭神:大国主大神




島根県出雲市に御鎮座。通称:いずもたいしゃ。ほとんどの人がこちらの呼び方をしていると思います。

島根といえば!  的存在です。出雲市駅からバスで25分位です。 一畑電車でも行けます。

最近では、出雲大社参拝の前に、稲佐の浜に参拝し、浜の砂を持って出雲大社に参拝する人が多いです。

稲佐の浜



一の鳥居(大鳥居)は、宇迦橋を渡った所にあります。3月に参拝したのですが、工事中で橋は無くバスは迂回路を通りました。

     コチラは以前撮った画像です。



一の鳥居を撮るには、「吉兆館前」のバス停で降ります。出雲大社まで少し歩きますが、神門通りにお店もありますし苦な距離ではありません。


二の鳥居(勢溜りの大鳥居)


ここ、みんなが写真撮る所で人が入らない様に撮るのが難しい所です。


ここから、下り参道を下って行きます。


下り参道途中の右側の「祓社」で私たちが知らぬうちに犯した心身の罪汚れを祓い清めて神様のもとに参拝します。



更に下って橋を渡ると、松が立ち並ぶ参道になり、三の鳥居(松の参道の鳥居)があります。三の鳥居の先からは、参道の真ん中を歩けないようになっています。


式年遷宮(60年に1度)の年に参拝した時は、参道横の広場にステージが設置されて、出雲神楽などが鑑賞出来て、楽しかったです。


四の鳥居(銅鳥居)     



四の鳥居をくぐり拝殿へ。


拝殿の注連縄(しめなわ)も大きいですが、有名な大注連縄は神楽殿のものになります。


八足門の奥に、御本殿。



参拝は、ニ礼四拍手一礼となります。


八足門前に朱色の3つの円が描かれています。


かつての出雲大社の本殿の宇豆柱が出土した場所のようです。宝物殿で、出土した心御柱を拝観出来ます。


かつての古代の巨大神殿の模型もあります。古代の出雲大社は高層建築だったそうで、高〜い神殿へ、長〜い階段が続いているものでした。


御本殿と八足門の間には楼門があり、正月は八足門が開放されて楼門前まで入る事ができるのだそうです。




出雲大社も本殿の周りを一周できます。


八足門から、右側に進むと、十九社。


旧暦10月の神在祭(かみありさい)に、全国から集まった神様方が宿泊するお社です。本殿西側にも十九社があります。神在祭の時は、扉が開いてました。


瑞垣内、本殿東側に二つの御社が鎮座されてます。大国主大神の妻と看護の神です。



御本殿の横に小さなお社があります(真ん中下辺の少し茶色い小箱です)

式年遷宮などで社殿を建て替えたりする時などに一時的に御神体をコチラの御神輿(おみこし)に移して運ぶそうです。


本殿の後ろ側に、素鵞社(そがのやしろ)。


大国主大神の父神、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が祀られています。大国主大神の妻の父だから、義父になるのかな?

テレビで紹介されたからか、大賑わい。


沢山の人が出雲大社参拝前に稲佐の浜に行く理由がコチラのお社。私も、数年前にテレビで観るまで知りませんでしたが、まず、稲佐の浜に行き、浜の砂を頂いて(ビニール袋に入れてる方多し)出雲大社に参拝し、素鵞社(そがのやしろ)に、その砂を納め、素鵞社にある砂を頂くのです。砂を交換する感じです。その砂を家の敷地内に撒いたりするそうです。私は、賃貸で砂を撒く敷地はないので頂きませんでした。


素鵞社の軒下の木箱にお砂。


素鵞社の裏手は、八雲山という聖域で禁足地なのですが、お社の後の岩が、八雲山の山肌に唯一触れることが出来る場所なのだそうです。パワースポットなのだとか。



真後ろからの御本殿。


少しスペースがあり、色々なポーズをしたウサギの像が並んでいます。苔の緑が美しかったです。



御本殿の正面は南を向いていますが、御祭神は西を向いて鎮座されているそうです。理由は諸説あるそうですが。

なので、御祭神正面となるコチラの本殿西側で、もう一度ご挨拶・祈願します。こちらにお参りするのをお忘れなき様。


 ↓   本殿の西側の人がいっぱい居る所です。



御本殿と少し離れていますが、神楽殿の大きな注連縄です。