一畑寺 (一畑薬師:いちばたやくし)
島根県出雲市にあります。
平安時代に日本海の海中から、すくいあげた薬師如来を御本尊としてお祀りした漁師の母親の目が治ったことから「目のお薬師さま」として信仰され、戦国時代には、幼児が救われたことから「子供の無事成長の仏さま」として親しまれているそうです。
少し前に帰省した際に、初めて参拝しました。
出雲駅のすぐ横に一畑電車の駅があります。
昔のように、改札で駅員さんがパチンパチンと切符を切ってくれます。
一畑電車に、ご当地キャラの「しまねっこ」ちゃんがいました。
一畑電車に乗って、一畑口駅で降り、平田生活バスで一畑薬師へ。小さなマイクロバスで片道200円です。乗客は私1人でした。運転手さんと世間話をしながら、10分位で到着。
バス停からしばらく歩くと、目玉のおやじが。
めっちゃ、転んでます( ̄▽ ̄)
水木しげるさんが、子供の頃おばあさんと参拝したことがあるそうで、目玉のオヤジのオブジェが数ヶ所にあります。
階段を登り、仁王門・本堂へ。
仁王門
薬師本堂
御本尊の薬師如来(秘仏)の両脇に、日光菩薩・月光菩薩、十二神将が祀られているそうです。
本堂内に、大きくて鮮やかな提灯が掲げてありました。視力が悪くならないようお願いしました。本堂前に、びんずる様いらっしゃいます。大きさも安置場所も丁度良くて、なでやすかったです。
本堂向かって右手に観音堂があります。
御本尊:瑠璃観世音菩薩
観音堂では、お砂踏みができます。
まず、ガチャガチャでお賽銭札を買います。
ガチャガチャのカプセルの中に1冊入っています。
靴を脱いで堂内の座敷にあがると、百八か所の各お寺の名前と仏様の名前と絵が書かれてあり、各お寺の砂が納められている足の形が書いてある座布団が並んでおり、お札を納める鉢があります。1箇所づつ、座布団の上に立ち、お賽銭札を1枚づつ鉢に入れお参りします。
お砂踏みをまわってる時に、本堂で御祈祷が始まったようで、読経が外でもスピーカーから?聞こえるようになっていて、読経を聞きながら巡ることが出来ました。
まわり終わったら寺務所で、お賽銭札最後のページの満願之証に印を押してもらいます。
なぜか、2枚余ってしまい、寺務所の方に言うと「予備に多くしてあるから、好きな所に入れて下さい」と言われました。
寺務所の方に「お茶飲まれました?どうぞ」と声をかけて頂きました。
目に良い御霊茶が頂けます。トックリに入れて持ち帰ることが出来ます。母親に購入して帰りました。
御霊水
薬師如来さまの薬壺から、御霊水が出ます。
開基堂の横の階段を上がるとお稲荷さんがあります。
「みちびききつね」さん。たくさん奉納されてました。
十六羅漢堂があり、ほうきを持ったレレレのおじさんのモデルとなった像もありました。
目玉のおやじ集。かわいいです。