前回の葛飾八幡宮で行われる、初卯祭に伺いました。二月の立春後の最初の卯の日(八幡様のご誕生の日)に執り行われるのだそうです。
2024年は、2月9日でした。
12時過ぎに神社に到着しました。社殿の左前辺りに大きな釜があり、まわりに竹が立てられていました。三人くらいカメラを持った方が場所をキープされてました。
拝殿や境内社を参拝したりしてたら、お囃子が聞こえてきて、神楽殿で狐さんの舞が始まりました。
神楽殿には、大きな絵馬があるのですが、当日は松の幕が張られてました。
なんだか、トコトコ歩いて可愛らしかったです。
狐の舞が終わる頃には、釜の周りにたくさんの人が集まってました。去年頂いたのであろう竹を持ってきてる方も多くいて、神社の方に渡して釜の火に焚べられてました。
私は初めてだったのですが、まだ人が少ない時に参拝者の方が神社の方にどんな感じになるのか聞いてて、私も聞き耳を立ててたので、流れは何となく分かりました( ̄▽ ̄)
宮司さんが、三回釜のお祓いをして湯を掛ける流れのようです。
13時に、拝殿から大きな太鼓の音が聞こえてきました。しばらくすると、宮司さんが御幣を持って拝殿から釜の元へ来てお祓いをされ、また拝殿に帰って行きました。
最初、釜の周りに居たのですが、シャンシャン鈴の音がしてたし、ポスターに宮司舞が行われるって書いてあったなぁ。と思い拝殿の方に移動すると、拝殿の中で宮司さんが舞ってらっしゃいました。
そして、宮司舞が終わると再び釜のお祓いに行かれます。
履物が昔の、木で出来ている感じの物です。
御幣の形が1回目の物と変わっています。
御幣の枝で釜の湯をぐるぐると清めているのでしょうか。
再び拝殿に戻られ宮司舞後、三たび釜の元へ。
熊笹を持たれてました。
一旦拝殿に戻られ、湯花神事です。宮司さんが熊笹を大釜につけ、参拝者に向かって振り掛けます。
お湯を掛けて頂くと、1年間無病息災で過ごすことができるそうです。参拝者が多くいましたが、四方それぞれ3〜4列くらいの人垣なので、充分浴びることができます。しぶきが飛んでくる感じなので全然熱くはなかったです。
ありがたい( ̄▽ ̄)
濡れたりしないように?後ろの方が袖を持ってサポートされてました。
湯花神事が終わると、四方に立てられていた斎竹の葉をわけて頂けます。ハシゴに登って竹の葉を切ってくださっています ↓
リュックから、だいぶ竹の葉が飛び出てましたが、無事に家に持って帰れました。悪霊を防いでくれるそうです。
竹の葉を頂くため並んでいると「この後、餅まきがあります」とアナウンスされてました。
神楽殿に行くと、とても楽しい踊りをされてました。
分かりますでしょうか。1人の方が正面に女性、背中側に男性のお面をつけて踊られているのです。
とてもコミカルで、お酒を飲んで酔っ払ったり楽しい踊りでした。
皆さんに竹の葉を渡し終わると神楽殿で餅まきが始まりました。個包装されてるので、下に落ちても大丈夫です。
餅まきの後、獅子舞が始まりました。基本、カッコイイのですが、コミカルな面があって、お囃子が子守唄っぽくなったら寝てみたり、ミカンの皮をむいて食べたり。
最後にお囃子の演奏があって終了しました。
何だか、とても楽しくてホクホク気分になりました。