アメリカに楯突くことは、政治生命の終わりを意味している…戦後多くの日本人がその日の食糧にありつけず、貧困に喘いでいた。

そんな中、日本政府が捻出した米軍駐留費(終戦処理費)で、

米軍はゴルフ場や金魚を購入していたという記録が残っている…

その額は60億ドル、現在の日本円で13兆円にも登った…

これだけあればどれほどの国民が餓死せずに済んだのだろう。

こうした中、「石橋湛山」という政治家は、

あらゆる手を尽くしてアメリカに立ち向かった。

あまりの堂々っぷりに、

GHQの実力者であったケーディスは、石橋を恐れた。

石橋湛山は、この件でGHQに睨まれ、

1947年公職追放されてしまう。

勇気を持ってアメリカに立ち向かった石橋は

政治生命を失うことになったのです…

彼だけではありません

アメリカの意向に反する動きをする政治家は、

消されてしまいました…例えば、、、

芦田均 昭和電工事件により逮捕

田中角栄 ロッキード事件により逮捕

竹下登 リクルート事件により内閣総辞職

橋本龍太郎 日歯連事件により 派閥会長を辞任

小沢一郎 西松建設事件、陸山会事件により強制起訴

こうして、現代に近づくにつれ、

アメリカに意見する政治家はことごとく消されて行き、

アメリカに従う政治家だけが残るような「カラクリ」になっていた。

特に平成になると傲慢なアメリカに楯突く政治家や外交官などはもういなくなってしまいました…

昭和にはいた腹の据わった政治家や経営者など〝大物〟と呼べる人物は姿を消し、、、

代わりにアメリカに付き従う政治家や官僚が増え始めました、、、