ひとつの星を滅ぼすのは簡単だ。
その住民に、勝ち負けを教えれば良いだけなのだ。
自と他があり、敵味方があると習えば、
誰もが彼らのように自我を持ち、たがいに戦いつづけ、
他と信じたものを滅ぼし、争いあい、殺し合うことだろう…。
その上、分かたれ感はより強まってゆき、
そこから生まれた比較、劣等、猜疑心にさいなまれたまま、
優越までしながら滅びてゆくだろう…。
人類は、早くそのことに深く気づき、
一体なる価値観へすぐに帰らねばならない…。
他への冷酷さから、競争、競争といった自我の勝ち負けの野心、
妄想の深みは人類をむしばみ、
美しき一体なるエデンの子たちである愛の現れは、
その妄想で滅びてしまう…。
美しきかな エデンの民
MARTH
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MARTH FILM
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