従来、最も古い人類文明は今から約5,500年前に興ったメソポタミア文明だとされている。ご存知のシュメールもウバイドもこのメソポタミア文明に含まれる。しかし、それより古い文明がある。
それは日本に興った縄文文明である。
縄文時代の発祥は、考古学的に検証できる限りでも約17,000年前まで遡る。この縄文文明の特徴は、海に囲まれた火山列島で育まれた文明なるが故に、海洋を利用し広範に移動することに長けていた点にある。つまり、火山の噴火、地震や津波などが頻繁に襲う天災によって、彼らは集団での移動に慣らされていたと容易に想像出来る。
事実、海流を読めた縄文人は太平洋にカヌーで漕ぎ出し、千島列島からアリューシャン列島を辿って北米大陸を南下し、南米大陸まで到達していることは、考古学的発見が証明している。
北米原住部族には、自分たちの先祖はカヌーに乗って遥か彼方からやって来たという伝承がある。太平洋側に限らず、縄文人はインドや北アフリカまで到達している痕跡がある。インドのモヘンジョダロの遺跡にも、神代文字の刻印や碑文が近年考古学研究者によって発見されている。
ここで大きな疑問は、青森県の大平山元遺跡の人類最古(約17000年前)の土器の発見や、縄文文明のものである神代文字の碑文が世界各地で発見されていることが、なぜ日本を初め世界の研究者はこぞってこれを無視し続けるのか?漢民族やアーリア系民族(コケージャン)の優位性が瓦解し、日本文明の絶対的優位性が証明されるのが都合が悪いのか?
ここにも、漢・アーリア民族優位思想からくる国際的な政治圧力が、歴史学会や考古学会にも色濃く影響している現実を無視することはできない。世界最古の文明が日本(縄文)であることが世界の共通認識となっては困る国や民族が日本の歴史を、戦後80年間に亘って隠蔽し続けている事実を、我々は知らなければならない。
因みに、漢民族の明確な歴史は紀元前900年に興った秦朝に始まったことで、その後も大陸の王朝は異民族によって頻繁に滅ぼされ、異民族支配が続いた。漢民族の王朝は、秦、漢、晋、明のみである。つまり、中国4,000年の歴史などといわれるが、実際には「中国」という統一された王朝や国家が継承されている事実はない。彼の地を統治した民族は頻繁に入れ替わっており、残念ながら隣国が主張する人類史における歴史的優位性は完全に崩壊している。
歴史は勝者が書くといわれるが、実際には、中華人民共和国は大東亜戦争の勝者では決してない。中華人民共和国の建国は1949年10月1日で、終戦当時は存在していない。存在していない国が戦勝国である筈がない。歴史を改竄し、歴史修正主義者と非難されるべきは決して我が国ではない。
以上述べたように、戦後の日本はまだ主権を回復していないのだ。そのために、世界最古の歴史を誇る国家として認知されず、その真実の歴史は闇に葬られたままで無視されているのだ。日本の学者もこの事実を声高に言う者は、学会から追放される運命にある。だから誰もこれを指摘しない。日本の政府のみならず学会も、●国に買収されているのが現実なのだ。
