「中国とあなた達との関係は
 既に明るい展望と将来性のある

 『黄金時代』に足を踏み入れた」



これは、昨年2023年に
中国の習近平国家主席が
“ある国”を訪れた際に

署名付きの文書として
メディアに公表した声明です。

習近平氏は中国とその国との
関係は“同士”であり、

長い友好の歴史をもつ“兄弟”であると
両国の親密さをアピール。

その上で、

「発展途上国の中で最も
 活力ある私たちの関係は

 既に、二国間関係を超え
 世界的な影響力を持っている」と、

現代の世界情勢の中で
中国とこの国との関係が

大きな影響力を持っていることを
確認し合いました。



そして、この国の政府は、
習近平氏を国賓として
出迎え、厚くもてなし、

訪問中は街の至る所で
赤い中国の国旗が
旗めいていたと言います。

実は、習近平氏がこの国を
訪問するのは初めてではなく、

なんと、今回で4度目

中国共産党がこの国に対し
並々ならぬ関心を示して
いることが伺えますね。

それでは、今の中国が
これほどに強い執着を見せる

この国の正体とは、
一体どこでしょうか?


>中国と蜜月関係にある“意外な国”

 
その国というのは、、、


アフリカ大陸の最南端
『南アフリカ』


世界で最も貧富の格差が
激しい国として知られ、
治安の悪さも世界トップクラス… 

日本では喜望峰や、
かつてのアパルトヘイトで有名な
この南アフリカですが、

実は、今この南アフリカが
これからの市場として
大きな注目を集めていました。

というのも、

日本やアメリカをはじめとする
多くの先進国で人口減少が
叫ばれている一方、

アフリカの人口は今後も
増加の一途を辿ることが
見込まれています。

そして、来たる2050年には
その人口が約25億人に達し、

世界人口の約4分の1を占める
世界最大の経済圏になる
と予想されているのです。

そんなアフリカの中で
一際強い存在感を放つ

中心的な国こそが、
南アフリカだったのです。

このように将来有望な市場である
南アフリカに中国が早くも
目をつけていること自体は、

なんら不思議なことではない
ようにも思われるのですが…

しかし、近年の中国の
この南アフリカでの行動を
つぶさに追ってみると、

“経済的な市場として”
というだけでは不自然な

“ある行動”を行っている
ことがわかってきたのです。

そして、その行動が後に
私たち日本人の生活にも
大きな影響を及ぼす
とされているのですが…

それでは、この遠い
アフリカの地で暗躍する

中国の本当の狙いとは
一体なんなのでしょうか?


>アフリカで暗躍する中国の思惑


ハドソン・レポート運営事務局
鈴木 眞央