北海道の「縄文遺跡群」

7月16日-31日に開かれる
ユネスコの決議で
世界遺産に正式に決まる見通しだと
文化庁が明らかにしました。

国内では、24件目の
世界遺産になる「縄文遺跡群」…

実は、世界に評価される
日本の文化遺産は

遺跡群だけでなく
他にも数多くあると
東北大学名誉教授
田中英道先生は語ります…

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すでに、『日本史の中の世界一』の中で
書いたのですが、
日本史に世界一が数多くある
ということに気が付きました。

例えば、
「縄文という時期は、
日本では原始時代にあたる」
と言われていました。

竪穴住居に住んで文字もない。
当然文献も残っていないと言うわけで
評価されなかったんですね。

しかし、1992年。
三内丸山遺跡が発見されて、
古代日本の評価は大きく変わりました。

日本の縄文土器が
世界最古の土器だということが
分かってきたのです。

さらにこの縄文土器、
他の国で作られた土器よりも
遥かに丈夫で、縄の文様までついている。

この文様、単なる縄を張ってある
というだけの即物的なものではなくて、
そこに霊的なものがあるのだ
ということを示すための芸術表現なのです。

縄文文化は1万年前からあり、
土器の素晴らしい文化も残っている。

これは、日本が世界に誇るべき
「世界一」の遺産なのです。

さらに、法隆寺の五重塔も
594年以上の歴史があります。

明らかに飛鳥時代にできた
世界一古い、木によって造られた建物が
今なお残っているのです。

この建築技術も優れています。
飛鳥時代にすでに法隆寺のような
素晴らしいものがすでにできている。
これも世界一なのです。

他にも、伊勢神宮。
これも、文句なしの世界一です。

伊勢神宮は、20年おきで建て替えをします。
これが、ある意味で
奇跡を呼び起こしていると言ってもいい。

他の国では、このような
頻繁な建て替えを行いません。

しかし、伊勢神宮は
常に同じ材料で建て替えを行い
昔のままが残っている。
日本の素晴らしい伝統なのです。
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では、なぜこんなにも多くの
「世界一」が現代にまで
残っているのでしょうか?

そこには、日本ならではの
〇〇信仰があるそうです…