文体について | ビルヂング_さんふらわあ

 まず、文章は生き物であり、命を吹き込まれる存在である。

 文章の生き様は文体にゆだねられており、また文章そのものを規定する。

 書かれてしまった文章は、すべからく後に続く文章を規定しており、逃れるためには相応の理由を要する。

 つまり書き始めた文の文体が、続く一連の文章の文体を縛る。

 どうやら文体は一貫性が要るらしい。

 基本的に私は無精者であるから、書き上げてしまった文章の整合性をとるために文体をいじくったりすることはない。書かれてしまったものを、見返すことがない。

 また気分というものがあり、それは文体を左右する。

 なので、記事によって文体がいろいろ変わることがあるかもしれないが、見苦しいかもしれないけれどもその点はご容赦いただきたい。

 追記:何やら様子がおかしいことをならべてありますが、そんなに肩ひじばらないで行きましょう。私は誰も読んでないとしても、誰かに読まれる体で文章を書くのが楽しいのです。