おまわりさんの求めに応じて、ドアを開けたバララーム君。奥のソファには、ライフル銃が置かれていました。18歳で、銃が買える?アメリカです。お父さんはイギリスに移住、その時一緒に行ったのですがアメリカの方が彼にとっては心地よいらしく数ヶ月前に帰国してお母さんといっしょに住んでいるのです。でもちょうど今、お母さんはメキシコに帰国中であと2週間しないと戻ってこない。

家内とジニーとおまわりさん4人でUNCの救急室へ運ばれた後、精神治療のために何日か入院することになり、家内が家に戻ったのはすでに朝4時を過ぎてました。

それを朝、聞いた僕は動揺してアパートの仕事はなんとかこなしたものの、クラッカーの仕事はどうも手につかないだろうとお休み。面会に行こうかなと思ったのですが初めの24時間は身内しか面会が許されないと言うことで次の日家族みんなでお邪魔しました。入り口で写真をとられて免許証のコピーもとられ胸には写真つきの面会許可証を貼らされるというけっこうガードが固いのは驚きました。病錬に入る前には2ヶ所もドアにロックがかけられて手前の電話をかけてガードの人と話さないと開かない。そのドアの後、カウンターでサイン、腕には許可を示す紙輪をはめられた上に、何か荷物があればロッカーに預けられる。要は重度の精神障害者が脱走しないように厳重にされてる、、、のでしょう。ガラス張りの面会室?には卓球台とルームランナーがあってバララーム君はそこに呼び出されてきたのでした。何もわからなければ普通の少年、とはいえ、自殺したいというのはやっぱり逸脱してるのでしょうか?僕にはわかりません。「イギリスのお父さんと話した」「妹と弟が今度遊びに来る」「ベジタリアンの食事がおいしい」「普段あまり話したこと無い人までやってくる」「退院したらお母さんが戻ってくるまでおじさんの家でお世話になるんだ」などなど。

レンタカーを借りて事故ったら借主はその責任を負わないといけません。この体は神様からの借り物ですからできるだけ長く使えるように手入れをしないとバチがあたるでしょう。毎朝起きたらシャワーを浴びて体を清潔に保ち、規則正しい生活を心がけることが肝心です。テレビ、広告、ゲームなどでせっかくのハードドライブをいっぱいにしてしまうのは残念な事です。そういう運命は変えられます。