ジニーさん

クラッカーを作ってる最中に奥さんのジニーさんとの会話。
「ジニーさんはベジタリアンなんですね」
「15歳の時からね。両親は違うんだけど、当時のウエストヴァージニアは誰もベジなんていう頭がないから、『そう、肉食べないの・・・でもホットドッグは食べるんだろ？』なんていう人達ばかり、、、マクロやってたけど最近は乳製品も取るようにしてるの、醤油とか味噌もね」
「醤油をクラッカーにスプレーしたらおいしいよ、きっと。『サムライ・クラッカー』！」
「・・・」

しばらく考え込んだジニーさんはその場を去り、隣のダラーストアで醤油と空のスプレーボトルを買ってきたのでした。「すごい速さ」と驚いている僕を前にして早速スプレーして焼き上げたものを試食したのですが、、、あんまりおいしくない、、、。醤油を均一にスプレー出来なくて、見た目もなんかよくない。おまけにダラーストアの醤油、ＰＢなんですが不味い。匂いもよくない。

「どうしてこんな酷い商品が売ってるんだ？」
「せめてキッコーマンにしたら良いかもしれない」

と言ってみたら、彼女はダラーストアの隣にあるフードライオンにいってキッコーマンを買ってきました。
さて出来上がりは、、やっぱりだめでした。見た目がなんか血がほとばしった感じで

「ブラッド・クラッカー！　たぶんハロウィン向けの季節商品ならいいかもしれない」

原材料が小麦粉で米粉じゃないし、イーストも入ってるからどうしても煎餅みたいな味にするには無理があるのでしょうか。しばらく試行錯誤が必要のようです。