プラブパーダの等身大像を造っていたローチャンさんの娘さん、ラサプリヤーさんがヒルスボローに戻ってきました。先生をしてたのですが、癌の末期症状でお父さんの所に引っ越してきたそうです。前に会った時はここのお寺でキルタンにも参加してたけど、薬のせいで髪の毛もほぼ無くなって帽子をかぶってましたが、今回はかつらを使ってるようです。僕は今まで身近に癌にかかった人がいなくて最近、リンパ腫が見つかった父を見舞いに行けず、というか「行かない」という選択をしたわけで、心理的に下降気味な状態だったわけですが、彼女の存在はあらためて「死」について考えさせられます。信仰のある彼女と信仰のない父親。一番問題なのは、「死」を考えずにひたすら働いている人々なわけですが、最後のテストにみんなが合格できると良いなあと、ひたすら祈るしかないのでしょうか。