「死と向き合う」ことは、誰にでも起こりえます。そこで信仰がないと、ただ恐怖に怯えるか、何も考えないか(そういう事が可能かどうかわからないけど)。共通一次を受ける前にはかなりの下準備(勉強)が必要で、前日まで全く何もせずにテレビを見てる高校生、もしくは予備校生はまずいません。体を離れる準備がないまま、その日を迎える人には言葉がない。聞く耳がないだろうし、お坊さんのお経で成仏できるなんてみんな信じてるんでしょうか?

癌と宣告されて死を迎える人、植物人間と化し医者の延命治療で何年?もベッドで横になってる人、事故でいきなり他界する人、さあこれから生まれるぞという時に流産させられる赤子、その他いろいろな状況が考えられるでしょうが、あらゆる状況で唯一の救いは、「神様を信じていられるか」

脳梗塞で倒れた母親、膝の手術でリンパ腫が発見された父親、たぶん死に立ち会えない長男。