青空文庫で初めて読んだ本は芥川竜之介の「河童」でした。今日、読んだのが「蜘蛛の糸」。個人的には長編で登場人物もたくさん、大河ドラマみたいにじっくり腰を据えて読むのが好きなのでマハーバラタとか徳川家康とか僕の好みにぴったりですが、それに比べるとこの物語はとても短いのですね、知りませんでした。電子本では本の量がつかみにくいけど、これは仕方ありません。

せっかくお釈迦様が差し出してくれた蜘蛛の糸でしたが、無慈悲の心が断ち切ってしまうわけです。この世界も大してかわりないようです。クリシュナの慈悲はどこからでもだれでもいつでも受け取れるのですが、世のムードはいつもその反対に向かってます。おまけにその本人が望まなければ、手を出さなければ 地面に落ちてしまいます。内からも外からも上からも下からも前からも後ろからも右からも左からも「マーヤー」さんの力はとても力強く働いています。現代の蜘蛛の糸、ハレークリシュナ・マハーマントラに信念を持つ人が今の日本に100人いたら、、、