仕事場では毎日、ビルの周りを回ってタバコの吸殻、空き缶などを拾っているわけですが、今日は鳥の赤ちゃん?が道路の脇に座って?ました。どうやって巣から落ちたのかわかりませんが、歩き出してもまだ転ぶ状態で巣立つには早すぎる。へたをすれば学生の車に轢かれてしまうだろうし、猫が襲って食べてしまうかもしれない。しばらく思案しているとまた小鳥は歩き出しては転びながら、道路の向こう側へ、、、。よく見ると親鳥の声に近づこうとしていました。離れてみていると親が寄ってきて口移しにご飯?をあげていますが、これでは命が持たないんじゃないかと不安な気分に。駆け足で仕事場にあった植物用ポットを持ってきて底に木のクズを敷き詰め、小鳥を中に入れてから木の枝の間にのせてみました。小鳥は外に出ようとジャンプしてましたがちょうど落ちるか落ちないの高さでたぶん大丈夫。しばらくすると親鳥が寄ってきてえさをあげていたので一安心です。明日もチェックした方が良いですね。自分の巣から出るのはかなり危険だと思うのですが、僕らも同じような状況かもしれません。ちょっとしたことで本来の世界からこの物質世界に落ちてきて、たっぷり楽しもうと試みるわけですが、親(神様)のいない状況ではたくさんの困難が待ち受けています。生まれること、老いること、病気になること、死を迎えること、知らない人にとっては「当たり前」な事ですが、すこ~し考えてみれば、それらの困難を越える道がある事を知るでしょう。