すでに日本では五日ですね。去年は非常に心身ともにシンドイ年だった気がします。

311きっと忘れることはないです。朝、近所の友達から電話がかかってきて「日本が大地震に襲われたみたいだよ」と。ネットの威力をこのときほどありがたく思ったことはありませんでした。新聞も生テレビもない僕は早速ネットニュースを見て、、、。

現地の避難所に訪れた時の「無力感」。「いったい人助けというのはどういうことなんだろうか」と自問自答し始めたのもこのときからでしょうか。人は例外なく死を迎えます。自然死、病死、事故死、もしかしたらこの世に出る前にお母さんのお腹の中で殺されるかもしれない。津波に襲われて死を迎えた人はいったいどんな来世が待っているのでしょう。輪廻を信じない人はともかく、地獄、天国に入ってもこの世にまた生まれないといけないという点では同じこと。いったりきたり、彷徨い続けることには変わりない。そういう人たちにどんな手を差し伸べるのが一番良いのか?避難所にいる人もマンションに住んでいる人も実のところ同じステージにいるわけです。『バガヴァッド・ギーター』の知恵を一人でも多くの人に伝えることが最も尊い「人助け」と、今は思ってます。そしてもちろんハレークリシュナ・マントラを伝えられたら、神様バガヴァーン・クリシュナは非常に喜んでくれることに間違いはありません。

このビデオは年末の31日 ニューゴーロカ寺院にて
久しぶりのゴーランギーさんのリードです。