第一巻ももうすぐ終わり、森の中でユディシティラとヤクシャの問答が9ページに渡っておこなわれてます。

「何を捨てれば、人は愛すべきものとなるのか、何を捨てれば悲しみがなくなるのか、何を捨てれば裕福になれるか、また何を捨てれば幸せになれるか」

「驕りの心を捨てれば愛されるようになり、怒りを捨てれば悲しみはなくなります。色情を捨てれば裕福になり、貪欲を捨てれば幸せになります」

「どのような状態の時に、人は死んだというのか、国が死んだ、と言われるのはどのようなときか、信仰が死ぬ、とはどういうときなのか、また祭祀の死とは、どういうことか」

「貧しさが、人が死んだ状態です。善政が行われないとき、国が死にます。正しい教えを説くブラーマンがいないとき、信仰は死んだ状態となります。また、布施の伴わない祭祀は死んでいます。」

「人間にとって勝ちがたい敵は何だ、不治の病とは何だ、善人とはどんな人のことを言うのか、また悪人とはどんな人間のことか」

「怒りがもっとも勝ちがたい人間の敵です。貪欲こそが不治の病です。すべての生き物の幸せを願って行動する人を善人といいます。残酷な心の持ち主が悪人です。」

その他いろいろ、読み応えがあります。