「お~い、ちょっと手を貸してくれ」
とボスのランディーに声をかけられ、連れて行かれたところが、肉売り場、、、。どうやら商品が全部並べきられていないようで、あちこちの棚が空いてます。はじめに開いた箱はハム。とにかく無心になろうと、考えずに並べはじめたのはよかったのですが、だんだん目がくらくらしてきて、気分が悪くなり始め、、、3分後には触るのも嫌になり体が震え始めてきたのでした。結局、ランディーに
「悪いけどこれはできないよ、ベジタリアンなんで、肉を触ると気分が悪くなる、チーズかなんかにしてくれない?」
24才までは肉を食べていたのですが、こうも体が拒絶反応を起こすとは思いもよりませんでした。この世に誕生して、母親から、父親から、先生から、テレビから、友達から、たくさんの情報を詰め込まれて「自分」が形成されていきます。特に小さい頃は無条件に受け入れていくわけで、よく考えればこれほど恐ろしいことはありません。拒否することができないのですから。肉食家庭に生まれれば当然、肉を食べます。菜食家庭に生まれれば、まず肉を食べる機会はありません。キリスト教の家庭に生まれれば、聖書に馴染む機会があるでしょう。仏教の家庭に生まれれば、お経に馴染む機会があるでしょう。そうやって過ごして来た中で、本当の自分を見つけるのは、かなりの努力が 必要のようです。