真夏のある日、冷蔵庫のドアを開けて冷気を感じるととても気持ちいいものです。けれど場合によっては痛みに変わります。
冷凍製品の棚入れをしている人が足りなくて、ある朝、副店長の指示で、ぼくが一日中、アイスクリームの棚入れすることになりました。凍った肉でなくてよかったと、ホッとしたのもつかの間、厚着の用意も手袋もない。マネージャーはそういう所には気が回らないようです。零下35度の冷凍室はとても寒くて一分いるのがやっと。品を棚に並べるのも一苦労。一日に1回、棚のガラス戸を開くのは別に問題ないのですが、何度も開いて品を並べる間、冷気が肩にかかって冷たいのを通り越して痛くなります。終いには足のつま先まで冷たくなってくるわけですが、やめるわけにはいきません。自分のフィールドではないので、品がどこにあるかもさっぱりわからず、亀のように遅い。ボスのランディーもマネージャーのローラも不服だったのですが、副店長の指示ですからどうしようもなかったみたい。最悪の一日でした。