知り合いの友人のお客さんの依頼で、今日は9日前に亡くなられた日本人の葬儀をさせていただきました。ニューヨークなど大きな都市ではきっと日本の寺院もあるでしょうが、ここでは見かけられません。会場はゴルフクラブの一室で卒業パーティとか結婚式にも使われているようです。戦後、アメリカ軍人が日本に駐留していたころ、彼女はアメリカ人と結婚、こちらに移ってきたそうです。ただ一度も日本に戻ることなく遺族は日本の親戚も知るすべがなく全く連絡が取れない。でも故人は毎日、仏壇でお経をあげていた熱心な信徒だったそうで仏式の葬儀をしたかったそうです。僕は仏教とはちょっと肌がちがうのですが、「般若心経」を唱えられるという一点だけの縁でつながったようです。急な話で木魚なし、服装も作務衣、線香もインセンスで代用しましたが、室内では火が使えない、、、護摩札も二日かけて30枚用意し一枚ずつ「南無大師遍照金剛・合掌」と書いたのですが、直前に故人が日蓮系と判明、、、(経文が違う、、、)


会場から遺灰と共にリムジンで墓地に行きましたが公園の中心には白のイエスキリスト像がそびえ立ち、石碑もなく地面に名前の書かれた石版が埋められていてあとでその前の地面に遺灰の入った箱を埋めるそうです。ガンジス河の水は捧げることが出来ました。(持ってて良かった)


きっと知る人が見たらお通夜でもなく告別式にもならない、なんとも奇妙な式典だったかも知れません。喪主とその家族の方々ともう少しいろいろお話できたらと思いつつ、参加した人々に先祖供養の意義を知っていただけたら非常にうれしいです。


合掌