本阿弥劫光悦を前に家康が放った言葉。
「自分だけで悟ったつもりで、天魔になっている人間も決して少なくないであろう。というて、何を信ぜよ何を信ずるなと申してみてもそれはムリじゃ。人それぞれに気性の違いもあれば顔の相違もある。顔の相違そのままに心機の働きも境遇も違っている。」
関が原の戦いも終り、問題は大阪だけとなって静かな話が続いてる中、信仰的な話が展開されているのは意外でした。もろろん歴史小説ですからホントに彼が言葉にしたかどうかは疑わしいですがよくここまで文を起こしたものだと感心してしまいます。読み方を変えるといろいろ発見があるみたい。
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来月中には全巻読み終えられそうです。