新月、満月から11日目の日をエカーダシーと言って、献身者はその日、穀物を食べない、あるいは断食します。先日バクティチャルマハラージの法話で本来エカーダシーは食事も質素になるはずのものが最近のエカーダシーは普段のフィースト(ご馳走)よりもっと豪華になりつつあると苦笑されていました。ちょっと少しその話をします。
あるときパーンダヴァの祖父ヴィヤーサデーヴァにユディシティラマハラージの弟、ビーマセナがたずねました。「エカーダシーの全ての規則を守ることなしで精神界に帰ることは可能なのでしょうか。偉大な知性高き祖父よ、私の兄、ユディシティラ、愛しい母クンティ、最愛の妻ドロウパティ、そしてアルジュナ、ナクラ、サハデーヴァは、エカダシーは完全に断食してその神聖な日には全ての規則に従います。敬虔になること、彼らはいつも私にもその日は断食するようにと言うのです。しかし、祖父よ。私は食べないではいられない。空腹を我慢することはとてもできないのです。私は多方面に渡って寄付をして適切にクリシュナを崇拝しています。でもどうしてもエカーダシーの日に断食することができません。どうか私に断食せずに同じ結果を得られるよう教えていただけないでしょうか。」 彼の望みを聞いたヴィアーサは答えました。 「もしお前が地獄でなく天界に行きたいのならエカダシーの日には夜も昼も本当に断食を守るべきでしょう。」 「おお偉大な祖父よ、どうかわたしの話を聞いてください。聖者の中でもっとも偉大な聖者、一日一回だけの食事でさえ私は生きていられないのに、完全な断食などどうしてできましょうか?消化の火、ヴリクと呼ばれる特別な火が私の胃の中で燃えているのです。私が完全に満たされるまで食べたときにだけ、胃の中のその火は満足します。一度だけなら断食することもできるかもしれません。お願いです。どうかほかの全てのエカダシーの功徳を含むエカダシーを私に教えていただけないでしょうか。その断食を私は堅く守るでしょう。」
まだ話は続くのですが、どうも翻訳は苦手なのでその後を簡略すると、その大食漢のビーマが嘆願した末にヴィヤーサデーヴァが教えたエカーダシーが明日、ニルジャラエカーダシーです。献身者の中にはこの日、一日中水も飲まずに断食してすごす人がいます。そして次の日のAM5:59からAM10:51の間に朝食をとります。仏教の断食に比べたら楽なものなのでしょうが、僕は半日の断食でも気分が悪くなる(笑)気合のある人は是非どうぞトライしてみてください。