所  謂、  東  京  散  歩。 -18ページ目

所  謂、  東  京  散  歩。



世 間 に 遍 く 知 れ 渡 っ た 名 所 や、

少 し 胡 散 臭 い 好 事 家 向 き の 数 多 の 珍 ス ポ ッ ト。

倦 む こ と の な い 東 京 散 歩 の 備 忘 録 で す。

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 いずれが あやめか かきつばた
 
 どちらも優れていて選び迷うこと。

 
 南青山にある「根津美術館」の庭の池に咲く
 満開の“かきつばた”です。
 この場所は東武鉄道や南海鉄道をつくり「鉄道王」と呼ばれた
 実業家であり政治家でもあった「初代・根津嘉一郎」の私邸跡で、
 彼の膨大なコレクションを展示する為に美術館は建てられました。
 ※因みに、二代目のお名前も「根津嘉一郎」(^∇^)
 
 日本・東洋美術のあらゆる分野の一級品が揃う
 6,000点以上の収蔵品の中でも一番有名なのは、
 お庭の“かきつばた”の花の時期
4月中旬から5月中旬)

 合わせるという最高の演出で公開される
 尾形光琳の「燕子花(かきつばた)図屏風」(↓)
 

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 いずれが あやめか かきつばた
 絵の花もお庭の花も素晴らしくて、
 どちらが美しいかなどと選ぶことはできません。
 ※「アヤメ」は畑・「カキツバタ」は湿地帯で育つので、見分けるのは簡単なようですが(^_^)v
 

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 “ハート”を【タコ】に
 GW(がっしりと、わしづかみ)されたGW(ゴールデン・ウィーク)
 最後にご紹介するのは
 区内随一の繁華街「北千住」にある【タコ】。
 都会派らしくお洒落な“赤青のツートンカラー”に塗られていました。
 
  
 最後まで“オチ”のようなモノを
 見つけることはできませんでしたが、
 これで「足立区」に生息する“10匹+1(石の山)”のコンプリートに
 成功したものと思われます。
  
 東京の公園にある古い遊具というと
 落書きだらけのイメージでしたが、
 紹介したものはどれも目立つ汚れすら無くて。
「足立区」で【タコ】たちが、
 みんなにとっても愛されているのが
 わかってうれしくなった“GW”でした。
 ※長らくのお付き合い、誠にありがとうございました! 他にもたくさんある「足立区」の面白スポットのご紹介は、またいつか(^_^)v
 

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TACOTUBO

 
 この公園には
 昨日の【子ダコ】なんかより
 “主役”の【タコ】をもっと盛り上げる
 とっても豪華な“脇役”がいて、
 完璧な『タコワールド』を形づくっていました。

 “脇役”とは【タコつぼ】で
 大小含めて4つも周りに配置。
 写真はその中でも
大人の身長ほどの直径がある
 一番大きな【タコつぼ】の中からの様子です。  
 開けられた穴から差し込むカラフルな光が眩しくて、
 万華鏡の中のような不思議な景色。
 その豪華な存在感は
 主役の【タコ】を喰いそうな勢いも・・・。
 


 GW最終日の本日
 足立区での「タコ捕獲」の
 “大団円”を迎えたかったのですが、
 思いのほか大漁(大量)だったため
 一匹だけあぶれちゃいまして・・・。

(エンディングへと続く)
 

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KODAKO


 僕と全く同じ色なのに、
 彼の周りにだけ子供たちがたくさん集まって・・・。
 とっても大きくて
「すべり台」が8本もあってワイルドだから
 あんなに人気があるのかな~?
 
 それにくらべて僕なんか小っちゃくて、
 なにして遊ぶ遊具なのか
 よくわかんないよ~。
 
 
 いつかは僕も、
 あんな立派な【タコ】になりたいな。

 ※「こどもの日」なので“子供の視点”で・・・(^▽^;)


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 今の子たちは外で遊ばず
 “家の中でテレビゲーム”のイメージですが、
 このGWは素晴らしく天気が良い為か
 訪れたどこの「タコのすべり台」も
 遊ぶ子でいっぱい、
 驚くほどの大賑わいです。
 
 この公園の“コーラルピンク”の【タコ】は
 女の子たちに大人気。
 別になにして遊ぶわけではないけれど、
 お友だちとのお喋りをのんびりと楽しんでました。
 ※女子に占領されたら、男子はもう手出しができません(T▽T;)
 
 1つとして同じモノがないから、
 小さい頃から慣れ親しんだ
 自分たちだけの【タコ】がやっぱり
 一番くつろげる場所なのかも。
 ※ここでは【タコ】に乗るのに“靴”を脱ぐのが女の子の作法のようです(^_^)v
 
(続く)
 

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「おいおい! 足立区の面白い所は“タコのすべり台”だけなの~?」と
 ご不満の声がそろそろ聞こえてきそうですが・・・。
 ※「足立区」のタコの生息数も何となく見えてきたのでもう少しこの流れで・・・(^▽^;)
 
 続いて別の【タコ】の今度は右面をお見せします。

 どの【タコ】でも周りを何周も巡回しましたが、
 未だに形をしっかりと理解できないほど
 その3D構造はとっても複雑。
 でもこの複雑な形状を施工時に説明したのは
 デッサンのような絵だけだったようで、
 現場に任される部分がそうとう大きかったみたい。
  
 だからなのか“色”はもちろん、
 “大きさ”や“形”にも大きな個性があることが
 GW半ばにしてやっとわかってきたのです。
 
(続く) 
 

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 確かに【頭】が有ると無いでは大違いです。
 
 “彫刻(スカルプチャー)”という小難しモノから、
 ごきげんな湾曲はそのままに
 “タコ”という愛すべきキャラクターに変身したことにより
 このすべり台は子供たちの心をガッチリつかんで
 公園の絶対的なランドマークに、
 そして置かれた公園の愛称は
 100%【タコ公園】に。
 

 昭和の遊具
“タコのすべり台”のバックには、
 連なる団地の風景がとってもよく似合います。  
 
(続く)
 

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 この遊具が「タコのすべり台」の原型となった、
 
前田屋外美術株式会社のオリジナル商品
『プレイスカルプチャー。石の山』です。
 足立区には1つだけ残っていました。
 
 読売新聞によると、
 足立区役所での公園遊具の打ち合わせの時
 カタログでこの遊具の写真を見た
1人のお偉いさんから
「頭を乗せたらタコに見える!」と言う発想が出て
 結局そのアイデアのまま発注。

「私のスカルプチャー(彫刻)がタコ~~~!!!」。
 斬新なフォルムを創案したアーティスト(東京藝術大学彫刻科出身)
 プライドは傷ついたのかも知れませんが、
 お仕事なので渋々ながらも頭を付けたのが
「タコのすべり台」という
 名作遊具が生まれた切っ掛けだとか。
 
 ※口出しをした手前引っ込みがつかなくなったのか、足立区は結局10基もの「タコのすべり台」の発注をしています(^_^)v
 
(続く)
 

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 この不思議な遊具「タコのすべり台」の
 魅力的なフォルムは、
「前田屋外美術株式会社」という
 公園施設関連の設計・施工などを行っていた会社で
 40年以上前に
誕生しました。 
 
 しかしこのデザインが創作された初期段階では、
 すべり台はまだ【タコ】ではなかったのです。

(続く)
 

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 そして気づいてしまったのです。
 
 私が足を踏み入れた
 ここ「足立区」は、
 都内でも有数の
 “巨大タコ”の一大生息地で
 あるということに・・・。
 
 
 それにしても
 なんと気持ちの良い「五月晴れ」。
 今年のGWは天気が良さそう~。

(続く)


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