それはまるで“ヒッチコック”の白黒映画「サイコ」。
モノクロの大きな目が窓一杯にはめ込まれた
不思議でちょっと恐い『キラー通り』にあった建物です。
※【青山通り】と交わる【外苑西通り】の交差点を中心とした前後約1kmが通称『キラー通り』。その名を広めたのはデザイナー「コシノジュンコ」さんだとか(^_^)v
映画の中で殺人鬼の恐怖を強く印象づけた
ヒロインの大きく見開かれた目のアップ。
そういえばまわりの壁に描かれた
「キース・ヘリング」の落書き(本人の直筆:1983年の作品)も、
ドラマでよく見る殺人現場の死体の場所を示した
線のようにも見えたりして・・・。
【キラー(殺し屋)】のイメージに合わせた建物?
「キラー通り」のネーミングの由来には諸説あるようですが
別に極悪なマイナスイメージにしたかったわけではなくて、
「キラーパス」や「おやじキラー」のような
“魅了”や“悩殺”のニュアンスでつけられたのが真実かと・・・。
※通りが「殺人的な渋滞」だったとか、『青山墓地』の近くの通りだからという説も・・・(^_^;)
因みにこの建物の所有者は
向かいにある『ワタリウム美術館』。
