瞬間最高視聴率が30%超え!大相撲人気は復活したか
大相撲夏場所は大関・日馬富士が初優勝した。横綱・白鵬と同じく1敗で迎えた千秋楽、前日には横綱・朝青龍を下してその勢いに乗る日馬富士と連覇を狙う横綱・白鵬との優勝争いに注目が集まっていた。勝負の行方は優勝決定戦までもつれ込み、取組中の視聴率が30%を超えるほど大いに沸かせた大一番となった。この日の番組世帯視聴率は関東地区で25.7%。プロ野球中継が10%前後のこの時代に驚異的な数字である。大相撲人気は復活してきているのか。3月以降の口コミ指数の推移を見ると、徐々に数値が増加してきているのがわかる。春場所が開催された3/15-3/29、今場所の5/10-5/24は概ね数値が伸びているが、その変動に違いがある。
春場所は口コミ指数の増減があるものの初日の3/15と千秋楽の3/29はそれぞれ224BaSと236BaSとなっており、同じ位の数値。一方、今場所の夏場所は初日後にいったんは落ち込んだものの、9日目の5/18から千秋楽に向けて急激に増えた。5/18は白鵬の連勝記録が貴乃花に並んだ日。その連勝記録がどこまで伸びるかが注目された。また全勝を続ける白鵬と日馬富士、1敗を守る朝青龍の取組に目が離せなかったようだ。そのほか、唯一優勝争いに絡んだ日本人力士、稀勢の里や5/20には高見盛と山本山の人気者対決などが話題となった。
ブロガーたちのコメントでは
「日本人力士に頑張ってほしい」
という声が多いのは確かだ。しかし
「今日の結果は大波乱。明日も目が離せない」
「下位力士たちも粘る相撲で健闘した」
「大相撲、面白くなってきた」
「日馬富士と白鵬の取組は素晴らしくて感動した」
と相撲そのものに心を打たれているようだ。
2006年初場所以降、日本人力士は優勝から遠ざかっている。寂しい限りだが、もはや“日本人力士”という枠ではなく取組の面白さが大相撲人気につながっていると言える。