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どうなる?キリン・サントリー経営統合

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口コミ指数(Bas)は、ブログの中でどれぐらい出現したかを表す独自指標です。
7/13の日本経済新聞朝刊1面トップは、前日に行われた東京都議会議員選挙の結果ではなく、「キリン・サントリー経営統合へ」という記事だった。水面下で交渉が進められており、年内合意を目指しているという。他のメディアでも次々と取り上げられ、このニュースを知ったブロガーは騒然となり、話題が集まった。
口コミ指数は日経新聞の記事をいち早く知ったブロガーの書き込みにより、7/13未明から上昇。ピークは10時台の5680BaSで、テレビやネットでこのニュースを知ったブロガーが反応を示していた。17時以降は夕方のニュースと新聞の夕刊で知ったブロガーが話題にしたり、改めて意見・分析を書き込む人が続き、夜から深夜にかけて数値が再び増加した。

このニュースは衝撃が大きく、
「自民党敗北よりも驚きました」
「この組み合わせとは思わなかった。いちばんびっくりしているのは社員の方では?」
「こんな大胆な経営戦略を取るとは…統合されたら強すぎです」

と大騒ぎとなった。

キリン、サントリーは共に酒類から飲料、食品などに渡って事業を展開しているが、多くのブロガーにとって印象が深いのはビール系飲料のようで、それに特化した書き込みが目に付き
「キリンのビールしか飲まない主義なのに…!どうなるんだ」
「サントリーの香ばしい風味が好き。合併しても味は一緒にならないで」

と中には自分のビールの味へのこだわりを語りつつ、困惑しているコメントが寄せられた。
一番気になるのは好きな商品がなくなることらしく
「頼むから『のどごし生』はなくさないで!家で飲むものがなくなる」
「『クラッシックラガー』も『プレミアムモルツ』もファンなので、どちらも残して」
「生伊右衛門とか、できちゃうのかな?」

と不安が続出。
「どちらも各ジャンルの売れ筋以外のブランドはなくなりそうですね」
というのが大方の予想だ。そうなると生活者としては
「商品の選択肢が減るのは楽しみが減ってつまらない気がする」
とマイナスな側面を懸念する声が出てきている。

しかし、期待されている部分もあり、
「価格が安くなればいいな」
「2社の開発力を活かして、さらにいい商品ができればいいですね」

など利点もありそうだ。
両社それぞれファンには思い入れも強いらしく
「麒麟のイラストマークは残してほしい」
「キリンのスポーツ文化への貢献は続けてほしいものです」
「サントリーの広告のあり方とかモルツ球団など遊び心は、なくならないでほしいなあ」

との声が。統合に向けては企業風土の違いが難点と言われているが、それぞれの伝統や文化など良い部分を強みにしていくことが重要なようだ。

両社とも2008年12月期の決算は過去最高の税引き後利益を上げており今回の統合交渉は一見、不可解であるが、少子化などで国内市場の拡大が期待できないため海外での市場展開を進める狙いがあるという。
「大企業にしてこれでは中小企業はどうなることやら」
「銀行の合併が始まった時はびっくりしたけど、今やデパートも統廃合が進む時代。今回の件はいよいよ、来るべきときが来たという感じですね」
「ほかの業界も大きな合併とかありそう」

などと日本経済を心配する声もある。
キリンとサントリーの統合が実現すれば世界の大手食品メーカーと肩を並べる規模となるものの、利益率に大きく差があることを今回のニュースで知った人からは
「いろいろな障害を乗り越えて、世界に出て行って欲しい!!」
と日本発の世界的なメーカーへの発展に期待が寄せられている。

多くのブロガーはすでに
「合併すれば社名はどうなるの?キリントリー?麒麟鳥?サントリン?キリンサン?!」
などと新社名の予想で盛り上がっている。
両社の企業統合までの道のりには課題が多いようだが、影響力が大きいだけに交渉の行方が注目される。

(2009年7月21日)