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PART.144【疑問と答え】Allen Iverson



中古バッシュの取り扱いを初めていろんなバッシュをお目にかかるようになりましたが、このたび何の因果かアイバーソンの名前の違うシグネチャーがラインナップに2つ加わったのでうんちくと共にご紹介します!

まずはこちら

Question Mid



NBAルーキーイヤーのアイバーソンが着用したリーボックのモデルで、アイバーソンは契約と同時にシグニチャーを手に入れました。

こちらは2008年の復刻カラーで、アメリカでも店舗を限定して販売された希少なモデルだそうです。ジョーダンと初対戦したときもこのバッシュでした。



そしてこちらはアンサーシリーズの代表格と言える

Answer4



フィット性能を高めるためにアッパーにファスナーを付けてあるのですが、アイバーソンはあえてファスナーを開けっ放しにして履いていたそうです。

2001年NBAファイナル進出時に着用していたのがこのモデルであり、アンサーと聞いて一番最初に頭に浮かぶのは大抵このモデルでしょう。



さて、QuestionとAnswer。疑問と答え。この言葉の組み合わせはたまたまこうなったわけでなく、ちゃんと意味とストーリーがあります。

鳴り物入りでNBAドラフト1位指名を受けたアイバーソンでしたが、183cmの選手の小柄な選手が1位指名を受けたことにアイバーソンを実際に知らない人たちは疑問(Question)を持ちました。

今でこそ小柄なスターの多いNBAですが、当時はケビン・ガーネットがルーキーイヤーから大成功した直後で、まだまだビッグマンがリーグを支配していた時代なので当然の反応と言えるでしょう。アメリカはとてつもなく広いからガチで身長と体重と噂しか分かりませんし。

その疑問に対し新人王獲得という答え(Answer)を出したアイバーソン。そして翌年からシグニチャーの名前を「Question」から「Answer」に変えたわけです。



これを決めたのがリーボックなのかアイバーソンなのかは分かりませんが、Questionを履くことでアイバーソンは自分に火をつけていたのでしょう。シューズは名古屋駅店に陳列してあるので是非眺めに来てください!



Mewship50からアイバーソンをモチーフにしたTシャツ【SURVIVOR】の新色が登場しました!合わせてチェックしてつかーさい!

Mewship50【SURVIVOR】S/S PL (WH×BK)

PART.143【希望の白星】San Antonio Spurs



シーズン最多勝までの残り9勝のゴールデンステイト・ウォリアーズ!ただいま63勝7敗!

ここまで強いとひねたNBAファンは「ケッ!もう優勝するに決まってんだから面白くないぜ!」と不機嫌になったりしますが、シーズン終盤にして西の勇サンアントニオ・スパーズが貴重な1勝をもぎ取りました(゚∀゚)!今回はそのレビューみたいなもんです!

1.スターターから外れたダンカン

この試合SASはダンカンをスターターから外しましたが、これは大した出来事ではないでしょう。ダンカンのみならずデビット・ウェストも出場時間が絞られており、センター陣が欠場し必然的にスモールラインナップになったGSWに合わせ、機動力を重視したメンバーで戦ったようです。

2.レナードに誰をマークさせるのか

良いリズムでボールを持ったカリーを直接止めることはレナードを以ってしても不可能ですが、良いリズムでボールを渡さないという方法ならあります。今回SASはGSWの心臓もといエンジンと言われるドレイモンド・グリーンにレナードを当てました!これも要因のひとつとなり、カリーは12本中11本、トンプソンも7本中6本の3Pを外す結果となりました。



3.ボールを持つと点を取るなら持たせなければいいじゃない

SASは今回カリーにスクリーンが行くと即座にスイッチし、それ以降はボールがどこにあろうとヘルプポジションは取らずカリーに密着していました。これは普段ならやらない対応。一度下に降りたボールを上に戻すのは速攻の危険があるので本能的に避けれらます。その結果一度カリーがボールを放すと戻ってくる機会が格段に減ったように思います。



4.敵を騙すにはまず味方から?

レナードのマークマンも含め、今回SASは「ウォリアーズのリズムを崩す」ことに注力していたように思います。システマチックなパスワークで有名なSASですが、この試合はレナードやオルドリッチを中心に1on1が目立ちました。GSWとSASはパスワークが良いという共通点があるので、リズミカルなパスのオフェンスをまずSASがしないことで徹底的にリズムを生む機会を減らしました。

5.完璧な泥試合

ウォリアーズがシーズン最低の79点に抑えられたことから分かるように、この試合は完璧に計算された力づくの泥試合です。ゴールの近くでシュート打ちオフェンスリバウンドに積極的に絡み、とにかく速攻をやらせませんでした。影の男ダニー・グリーンが要所を抑えまくっていました。

ドレイモンド・グリーンを止め速攻を潰した結果、GSWはショーン・リビングストンやバルボサなどリバウンドから速攻に繋げるメンバーの多い2ndチームが目立ちました。ここらへんが次の対戦で両者対策する予感。



しかし西の帝王SASがフルメンバーで泥試合に持ち込んでも4Q終盤まで1点差の勝負をしていたわけですから、GSWを倒せるチームはたぶんSASぐらいでしょう。しかもここにイグダラとボガットが戻る可能性が高いわけで…

1位と2位なので当たるのはカンファレンス・ファイナル。そこで体力が残っていそうなのはGSWですが、老獪なSASが何もしないことはありえないので、今季はまだNBAが楽しそうです(゚∀゚)!!

PART.142【テクニカルおじさん】Joey Crawford



ティム・ダンカンファンなら必ず知っているのではないかと思うジョー・クロフォード!テクニカル・ファールを吹きまくるベテラン審判です!

NABの審判として笛を吹き吹き39年!NBAの審判には定年みたいなものがなさそうですが、65歳になる今年膝の痛みから今シーズン一杯での引退を宣言しました(・ω・)

キャリアを通してけっこう不可思議な笛を吹いたことがあり、facebookには「Fire Joey Crawford(ジョー・クロフォードをクビにしろ)」というページがあるくらい嫌われ率が高いです。



有名なこのダンカンとの悶着によりクロフォードはNBAにおける2006-07の残り試合全ての審判資格を停止されました。ちなみにダンカンは25,000ドルの罰金。両者痛み分けの結果となりました。

これまでの意味不明なジャッジも相まって、 クロフォードのこの対応を批判する声の方が強いように見えますが、これに関しては僕は両成敗が正しい判断だったと思います。

2度目で退場となったテクニカルのコールでティミーがクロフォードを笑ったかは分からないという声もあるようですが、ティミーは明らかに普段とは違うオーバーリアクションで審判の笛を笑っています。それはティミーファンだからこそ一層強く感じます!確証がなければ吹かないのが普通ですけど。



飛行機代をちょろまかした過去もあり善人かは分かりませんが、基本この人は審判が上手いです。NBAの新米審判にはまだ見えない隅っこに目が届きます。変な笛も変わったリアクションもありましたが、笛に熱量と真剣さを感じます。

コービーと同じく彼の笛も今季一杯なので少しだけチェックしてみてください!背番号17番の白いスキンヘッド、ジョー・クロフォード!!



ハロウィンでクロフォードに銃を突き付ける画像をアップし罰金を食らったスパーズ(・ω・) おバカ(・ω・)笑



NBAの審判はどこのどんな笛を使っているのでしょうか?日本のハイレベルなゲームを吹く審判の方は大体モルテンのブラッツァを使っていますね!少しの息でキレのある良い音が出るそうです!
プラッツァ→http://www.buzzer-beater.net/item/ref/other-ref/003624.html

PART.141【緩急の巧み】Joe Johnson



クリス・ボッシュが肺血栓で恐らく今期終了になり困ったヒートですが、ネッツを解雇されたジョー・ジョンソンと契約しそれ以降成績は好調(・∀・)!

未だスキル健在のウェイドですが1人で30得点する時代ではなくなっています。ヒートはウェイド休憩中の得点力を補えずにいましたが、ジョー・ジョンソンがそこにピタリとハマったようです!

サンズでシューターとして頭角を現し、ホークスでエースの役割を任されオールスターへ。ネッツ大補強でポール・ピアースやケビン・ガーネットとチームメイトになったがネッツでもエース継続。そしてヒートへ。

34歳と古株のジョー・ジョンソンだからこそかなり参考になるプレーを見せてくれます!身体能力の高くない僕ら日本人が見習うべき緩急のお手本です(・∀・)!



24 Pts, 5 Rebs, 4 Astと移籍早々活躍した先日の試合ですが、このゆっくりに見える緩急が晩年の妙技ですね~(´ー`) ジョーはたぶんそんな走るのは速くないです。しかし、

・201cmに対し108kgと重くパワーのある体格
・シュートが上手いので距離を取れない
・ハンドリングがべらぼうに上手い
・トップスピードを常に警戒させる緩急の妙技

この4点のため、DFは隙間をこじ開けられる。そして背中を取られ「ジョーに対し何も出来ないカバーとのスイッチも出来ない位置も把握されている」コート上の死に体とされてしまうわけです。

この「背中を取る」というのはNBAではジョーしかやらない&やれない技術であり、シグネチャームーブと言えるプレーだと思います。ハンドリングとパワーに自信があれば是非ジョー・ジョンソンを参考にしてみましょう!



スニーカーマニアで有名なジョー・ジョンソン(・∀・)!今は単色のCP3 9を履いているようです!
色は違いますがブザービーターにもまだ僅かに在庫あり!



Check!! → ジョーダン CP3 9【810868 308】Jordan CP3 9

PART.140【最近のポルと靴】Paul George



映像を見た誰もが選手生命の終わりを意識したあの大怪我から約1年半...
ポール・ジョージは完全復活を遂げました!それも前よりも強くなって!

とゆうことでいきなり昨年12月5日のジャズ戦!48得点を記録し完全復活を知らしめた試合です!



非常に安定感のある身のこなしです。怪我の前はもっとスピーディーでエネルギッシュな感じでしたが、そこからたった1年半で格段にバスケットボールが上手くなったように思います。

最も特徴的なのはシュートリリース時のリラックス。3Pを打つときでもまるでフリスローラインから適当にボールを放るぐらいの感じに見えます。無論NBA選手全般それが出来る筋力はあるわけですが、いざ試合中ディフェンスがいる中でそれが出来るかは別の話です。屈強なセンターがフリースローでエアーボールをかますように、あの脱力は引退までバスケットボールをプレーしても人によっては身につかないスキルです。



ポルジョとトレイシー・マグレディのプレーはどこか似ているところがあります。体型がどちらも細長くスマート。軽やかな身のこなしでディフェンダーを翻弄。遠距離シュートもペネトレイトも得意。

言葉で言い尽くすには時間が必要で、簡単に言うと「華麗」なわけです。カッコイイな~と口を開けて見とれてしまうタイプなわけです。

うまいプレーヤーは毎年いますがあのタイプの華のあるプレーヤーは10年単位で何年かに1人しか見つかりません。厳密にはプレースタイルが違いますが嬉しいことです(´∀`)



今期ポルジョが履いてるバッシュの一つが 「NIKE HYPERLIVE EP」

ハイパーチェイスの後釜として出てきたバッシュで、ソールがチェイスと同じ吸盤型です。アシックスもそうですが吸盤型はグリップが良いイメージ!「キュッ」ていうより「コスッ」って止まるイメージ!

とりあえずチェイスと同系統で、全体が柔らかかったチェイスの要所を補強してすこしガッシリさせたようなバッシュです。チェイスのクッションやらグリップが足に合っていたなら後釜候補にしていいでしょう!

今の所ラインナップは下の4色!さすがにポルジョの特注カラーはありませんが、形は一緒なのでポルジョ好きはチェックしときましょう!

➡︎ハイパーライブ一覧リンク!!