僕と煙草
僕は煙草は吸った事ないし、吸う気もありません。そもそも僕は薬剤師であり、薬剤師と言う医療の現場で働く人間が、煙草を吸うと言う事事態が僕には「プロ意識に欠けてる」としか思えないのです。これは医師や看護士・獣医師の方にも言えると断言します。
ただ、僕はヒステリックに禁煙を主張する方ではありません。煙草が嫌いなのは分かるのですが、ヒステリックに嫌煙権を主張すると、かえって逆効果だと思うし、第三者的な目で見ると「この人、恥ずかしい」と思うのです。
僕は僕の編出した禁煙法で、多くの人を禁煙させてきましたが、禁煙と言うより止煙(しえん)と言った方が適切かもしれませんね。だからこれからも多くの方を止煙していく事が、僕の使命だと思っています。
本気で止煙したい人には、僕は徹底的に支援しますよ。別に名誉欲とかそんなんではなくって、ただ煙草を止めたいと言うのであれば、医療従事者の務めだと僕は思っています。
わかりやすさ
僕が常に心がけている事です。「物事をいかに分かりやすく伝えるか?」だから僕は意外と慎重な方じゃないかと思われがちですが、薬剤師と言う職業なので、薬の効能とかを分かりやすく伝えないと人命に関わる仕事を、僕は選んだ訳です。だから常に「わかりやすさ」を心がけ、物事を理解してもらうようにしています。
元々気性が勝った方ではないし、じっくりと物事を進めて行く性格もあって、僕の長所は「分かりやすく物事を伝える事」だと、自分でも自覚しています。それと同時に医療者にとって必要不可欠なパーツであり、医療と言うのがサービス業だと言う所以はここにあるのではないかと思います。
吸いたくなったら3
初心に帰って「何のために煙草を止めるのか」をもう一度考えてください。また同時に、禁煙中の間に煙草の害を示した資料(特に写真付きの物が望ましい)などを取り寄せて、それを見ながら「喫煙する事は、こう言う風になるんだ」と畏怖してください。
後は吸わない人間の立場に自分を置き換えて「煙草の煙や臭いで迷惑を掛けている」と言う自覚を持ちましょう。
最初にも言いましたが、禁煙するには「目標」があって初めて実行に移せるもので、ただ漠然に「煙草を止めよう」と言う考えでは、まず失敗します。
そして、自分に対して厳しく接する事。煙草を吸ったら「刑罰を受ける」などの恐怖心を持って、自分に厳しくあるべきです。後は、ニコチンを体内から早く無くすためには「サウナ」に入る事を薦めます。サウナで汗をかき、汗と共にニコチンが排出され、効果を感じてきたら「煙草はもう存在しない」と自己コントロールで思い込ませます。
3ヶ月経って煙草を吸いたくなくなったら、成功したようなものですが、くれぐれも酒の席等で煙草を勧められても「断る勇気」を持ってください。
酒害対策にはAAミーティングと言うものがありますが、煙草の害についての対策ミーティングは、未だ存在しません。それだけ日本と言う国は喫煙に寛容。悪く言えば甘い国で、喫煙のおける害のミーティングを開くなりするなどして、禁煙活動を活発化させる動きがあっても良いのではないかと、僕は思います。