ちょっと、ラップのりのタイトルですが(;^ω^A 休日ブログ更新、第2弾!
セルロイドボタンは、19世紀後半から、20世紀中頃まで製造されていました。
初期の、豪華なヴィクトリアンセルロイドから、カラフルでキュートなリアリスティックまで、
色や形を自在に変化させるセルロイドのボタンは、実に私たちの目を楽しませてくれます。
19世紀後半の、ヴィクトリアンセルロイド。 メタルの装飾が、アールヌーボー☆ですね。
こちらは、20世紀初期の、セルロイドボタンです。
流通の中では数が少なく、コレクターに人気があります。
こちらも、20世紀初期。 最もセルロイドらしいボタンかもしれません。
こちらは1930年代のバックル。 巧みな成型技術が、注がれています。
セルロイドは火に弱く、高温ですと形が変形してしまうという難点があり、20世紀中頃には、
その点を改良した、硬質のモノが出回るようになりましたが、それらは、セルロイドが本来持つ
どこか、まろやかな質感が失われてしまったような気がします。
やがて、安価で難燃性の高い、プラスティックが主流になり、姿を消したセルロイド。
時代に置いていかれたモノだけれど、新鮮な感動を、いつも私に与えてくれます。



