彫金教室のお仲間さんが、最近、アンティークボタンにはまりつつあるとか。
先日、最近購入されたボタンを見せてくださり、教室そっちのけで「きゃーきゃー」
ボタン談義に花が咲きました。 さすが、Kさん。 センスの良いボタンばかりです。
私も調子に乗って、年代の判別方法など、うんちくをダラダラ披露してしまいました(;^ω^A
そんなふうに、エラそうに言っている私も、あまりにも広く深いボタンの世界では、知らないことがいっぱい!
その代表が、「ユニフォームボタン」です。
写真は、随分まえにイギリスで仕入れた、20世紀初頭のユニフォームボタンです。
ユニフォームボタンは、たくさんのカテゴリーに分類されます。
最もポピュラーなのが、「Armed forces button」 いわゆる、軍服のボタンです。
さらに、海軍、空軍、陸軍、 そこから更に、役職、部署など細かい分類があり、このジャンル専門の
コレクターがいるくらいです。 そして、ぴっくりするくらい値段の幅があるのです。
アンティークで一番流通しているのは、第二次世界大戦中のボタン。 その次が、第一次世界大戦。
それより古くて、歴史的背景のあるボタンは、もうよほどの知識と経験がないと、手が出せません。(((゜д゜;)))
そのほかのカテゴリーでは、政府機関、交通機関、学校、企業、地方自治体、ホテルなど、あげれば
きりがありません。 コレクターは好きなジャンルで、集めている人が多いようです。
昔は、制服というものが、ある種のステータスでしたが、いまは制服を廃止する学校や企業が多いため
そういった企業や学校、あるいは、姿を消してしまった会社などのボタンが、コレクターのねらい目と
なっています。
皆さん、学生時代の制服、まだ持ってますか?
