情報を見極める目を | マレットの囁き

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ご訪問ありがとうございます。

ウクライナ戦争の関連で

 

ロシア国内の情報統制が、よく問題にされます。

 

今のロシアは、戦時中の日本に酷似しています。

 

その第一として、徹底した検閲があります。

 

反政府的な報道は徹底して排除する姿勢は

 

まさにうり二つです。

 

言論統制だけでなく、反政府的な言動に対しても、

 

徹底的な弾圧をする点でも全く同じです。

 

戦時下の日本では「治安維持法」を改正し、

 

反政府とみなせば逮捕できるようにしましたが、

 

今のプーチン政権も同様の大統領令を出しています。

 

奇しくもアメリカを敵視し、すべてはアメリカのせいだとして、

 

反米感情を高めたことも一致しています。

 

一旦戦争が始まると、

 

都合の良い事だけを国民に知らせるという点でも

 

驚くべきほど似ています。

 

そのような情報に惑わされた結果、

 

当時の日本国民は家を焼かれ肉親を失い、

 

塗炭の苦しみを味わった末に、

 

占領地民としての辛酸をなめることになりました。

 

一方でロシア国民の事を考えると、

 

ロシア人の6割以上がプーチン政権に批判的です。

 

しかし弾圧を恐れて声を上げることができません。

 

約4割の国民は、政権の宣伝放送に騙されて、

 

事実を知らされないまま、政権を支持しています。

 

戦時中の日本と今のロシアが酷似していることを考えると、

 

騙されたままのロシア国民の行く末が案じられます。

 

さらに言えば、日本にいる我々もまた、

 

政府に拠る情報操作下にあるということを

 

知っておくべきだと考えます。

 

よく考えてみてください。

 

確かにウクライナに侵略殺戮行為をした

 

プーチン政権は、まさに「極悪」です。

 

では、ウクライナのゼレンスキー政権はどうでしょうか。

 

ロシアが自国を包囲して恫喝する中で、

 

あえてNATO加盟を表明することで、

 

ロシアの侵略攻撃を促したと言えないでしょうか。

 

しかも許せないのは、

 

戦争を回避することなく、

 

一旦戦端が開かれると、自国民に

 

国を守るために武器を取って戦えと言った。

 

プーチンも人殺しを指示した極悪人ですが、

 

では、自国民を殺人鬼に変えようとするゼレンスキーは

 

プーチンとどこが違うのでしょうか。

 

図らずも、ゼレンスキー大統領はアメリカ議会での演説で、

 

日本の真珠湾攻撃と2001年9月11日の同時多発テロを上げました。

 

この両者に共通する点は

 

どちらも当時の大統領は事が起こることを事前に知っていながら、

 

それを防ぐことなく、あえてやらせたという点です。

 

ゼレンスキー大統領としては

 

そんなことは意に止めることなく引用したのでしょうが、

 

この引用によって、ロシアの攻撃を分かっていながら、

 

敢えて戦争を仕掛けさせたとも受けとめられるのです。

 

なぜロシアのプーチン政権だけでなく

 

ウクライナ政権をも非難するようなことを言うのか。

 

それは今現在飛び交っているマスコミによる情報を

 

決してうのみにするな、ということです。

 

NATOがなぜロシアと戦争しないのか。

 

それはNATOの言うような世界大戦や

 

核戦争の勃発を招くからではありません。

 

NATOがロシアを攻撃すれば、

 

1か月程度で戦争は終結するでしょう。

 

しかしその間に、間違いなくプーチンは

 

『デモ』として核ミサイルを1発発射します。

 

もちろんウクライナの主要都市が標的になるでしょう。

 

その結果、核保有国が主張する

 

『核の傘の下の平和』が幻影であることが

 

全世界の人々にあまねく知れ渡ってしまいます。

 

核保有国の国民も、事の重大性に気付き、

 

核廃絶に国論が一気に傾くことを

 

核保有国は何より恐れているのです。

 

これが核保有国の所属するNATOが

 

ロシアとの戦争を避ける最大の理由です。

 

核保有国にとっては、自国民に

 

『核の傘の下の脅威』にさらされていることは

 

絶対に知られたくないのです。

 

もちろんそこには作りすぎてしまった核兵器の処分が

 

決して容易でない事情があります。

 

核保有国一同が一斉に核廃絶を行うことには

 

すべての核保有国が賛同するかもしれません。

 

しかしだからと言って、その処分に係る年月を考えれば、

 

そう簡単には合意できないでしょう。

 

大量の核を保有する国は処分にも時間がかかるので、

 

同時に核兵器の廃棄終了とはならないでしょうから。

 

処分が遅くなった国の核兵器が最後に残ることになり、

 

その国が唯一の核保有国となって

 

核兵器で世界を脅すことが無いとは言えないからです。

 

核廃絶の道のりは、このような国家間の不信を取り除かなければ、

 

実現は難しいのです。

 

国という枠組みの見直しが必要になってきている。

 

そのことも含めて「核廃絶」を進めていかなくてはなりません。

 

少し話がそれましたので、話を戻しましょう。

 

今マスコミによって流されている情報の背景には

 

それぞれの都合による実に身勝手な事情があるのです。

 

更にはそれらを動かしている『軍産複合体』の存在があります。

 

ウクライナへの軍事支援により一番潤うのが

 

『軍産複合体』になるからです。

 

この『軍産複合体』は各国の大統領以上の力を持っています。

 

ノーベル平和賞を受賞したオバマ大統領でさえ、

 

この力に抗しきれず、従うほかはなかったほどです。

 

しかし根本的には、それらを許してしまったのは、

 

経済先進諸国の国民にほかなりません。

 

『軍産複合体』を拡大させた大きな原動力は、

 

各国の政府だからです。

 

各国の政府を指示した国民にこそ

 

責任があると言わざるを得ません。

 

そんな政府を指示した覚えはなく、

 

常に反対してきたと言ってみても、

 

啓蒙努力が足りなかった結果は受け入れるべきでしょう。

 

多くの国民が納得できるように粘り強く対話を重ねる。

 

そこにしか、『軍産複合体』を衰退させる力は生じないのです。

 

『軍産複合体』は、兵器という殺人道具によって

 

自らを潤す悪魔の存在です。

 

ウクライナ戦争でも、民間人を殺すことを

 

「非人道的な犯罪行為」としていますが、

 

そもそも『戦争』それ自体が『非人道的』なのです。

 

民間人を殺せば非人道的で、

 

兵士を殺せば英雄となるのが戦争です。

 

民間人も兵士も同じ人間です。

 

兵士という殺人鬼を殺しても罪にならない。

 

そうでしょうか。

 

確かに兵士となって狂気に陥るものもいます。

 

そういう輩は平然と殺人を繰り返します。

 

そんな人間でも人間である以上、

 

自分の行ったことを冷静に見つめれば

 

取り返しのつかない残虐な行為をしたことに

 

深い慚愧の念に堪えなくなるでしょう。

 

その様に導くことこそが、殺された人への

 

せめてもの償いになるのです。

 

歪められた考えが過ちを引き起こす。

 

罪を償わせるということは

 

狂気から正気へと引き戻すことを

 

第一の目的としなければなりません。

 

そうでなければ真の贖罪にならないからです。

 

人は正気に返れば、

 

『生命の尊厳』こそが最優先されるべきだと

 

誰もが等しく思うように、必ずなるのです。

 

現在そうなっていないのは、

 

正気に戻す術を用いていないからです。

 

プーチン政権のように、嘘を嘘で塗り固めた

 

救いがたい集団の存在が明らかになった今、

 

全世界の人々に、この点を深く考えてもらいたいと願います。

 


 

ここまで読んでくださった方々に、御礼申し上げます。

 

もっと読みやすいように書かねばと思うのですが、

 

悲しむべきは文才の乏しさ。

 

より精進して、より分かりやすく、

 

皆様に納得いただけるように努めますので、

 

今後ともぜひ、ご愛読のほどを、お願い致します。