原発事故の脅威  | マレットの囁き

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最近になってやっと、福島原発周辺の

 

自然環境の被ばく調査が実施できるようになったそうです。

 

ほんの一部ですが、その結果が明らかになってきています。

 

それは予想していたとはいえ、驚愕すべき結果でした。

 

特に放射線量が極度に高かったのは

 

放射線を帯びた樹皮を原料にしていたスズメバチの素。

 

人が年間の許容量とされている被ばく量の千倍以上の線量が計測されました。

 

また、微量の放射線を帯びた葉を食べる青虫を餌とする小鳥の脳に

 

放射線が高濃度で蓄積されていることも確認されました。

 

小鳥や小動物を餌とする猛禽類や肉食獣の調査は実施されていません。

 

食物連鎖からすると、より上位にいる種ほど

 

放射線の蓄積量は多くなります。

 

福島原発周辺の放射線による自然環境の汚染は

 

未だ計り知れないという実態が明らかになったとみるべきでしょう。

 

 

原発事故は絶対に、あってはならない。

 

この観点から安全基準も定められるべきです。

 

しかし現状は、以前の安全基準を多少厳しくした程度で、

 

とても想定されるすべての事態に対する安全対策とは言えません。

 

例えば、ごくわずかな可能性であったとしても

 

隕石の直撃や、テロによる大型航空機の墜落をまともに受けて

 

安全が確保される原発は一基も無いのです。

 

東日本大震災も「想定外」と繰り返し言い訳され、

 

責任の所在も曖昧とされかかっています。

 

ごくわずかな、それこそ『千年に一度』しか起こらないとしても、

 

それは「想定内」とすべきことなのは、

 

福島原発事故の深刻な状況を考えれば当然のことなのです。

 

それにもかかわらず、福島原発事故の原因特定も分かっていないまま

 

電力各社は原発を再稼働させようとしています。

 

万が一の事故も許されないというひっ迫感があるとはとても思えませんし、

 

何より安全に対する経営者の倫理観を疑わざるを得ません。

 

 

原発の安全性を確保するならば、

 

少なくとも、今の建屋の周囲を覆い尽くす更に強固な建屋を設置し

 

通常2基2棟で設置されている原発建屋全体を覆う

 

強固な建屋を建造し、三重構造で原子炉格納容器を守る。

 

これならば、福島原発と同系の安全装置の稼働試験も実施でき、

 

トラブル発生時の放射線漏れもほぼ完全に防止できます。

 

この程度の対策が原発稼働の最低条件とすべきであるとの認識を、

 

全ての関係者が持たない限り、原発は再稼働すべきできないと

 

原発再稼働を希望するすべての人に強く訴えるものです。