妖怪ワールド~宇宙と人編・・・心と脳の働き | マレットの囁き

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ご訪問ありがとうございます。

前回は、仏法で説く精神と肉体の関係についてでした。

現代科学では証明できないことばかりで、

ちょっと難しい話になってしまいましたね。

現代科学では証明できない科学のお話なので、

イメージが湧かないかもしれません。

妖怪の世界の話だから。分からなくて当然!

という気持ちで読んでいただけたらと思います。



今回は、いよいよテーマの中心『精神作用の主体』のお話。

その前に、『精神作用の主体』と深く関わっている

脳の働きについて簡単に説明します。


人体には微弱な電流が流れています。

その微弱な電流を信号として、

神経と脳が情報をやり取りしています。


わずかな時間に膨大な量の情報がやり取りされています。

脳は送られてくる情報を、瞬時に、

より重要性の高い情報を優先して判断を下し、

必要な指示を身体のさまざまな器官(働き)に伝えています。


人の頭脳の処理能力は、計り知れないものがあります。

スーパーコンピュータなどは遠く及びません。


脳は、”たった10億”ほどの細胞のうち、

一生で使うのは三分の一ほどと言われています。

ちなみに、人体は約60兆の細胞で構成されています。

60兆からみれば、脳細胞は”たった10億”。

しかも、三分の二が眠ったままで

通常では使われないまま生涯を終えます。


最近では、脳の機能の一部が失われても、

リハビリによる脳の機能回復訓練で、

それまで休眠していた脳細胞のところに、

失われた機能が出来てくる事が解ってきました。

脳は予備として未使用部分を残しているのでしょうか?


物理的、医学的にも脳の解明は、まだこれからですね。


脳の働きには、生命を維持し、

生命の安危を察知する働きのほかに、

感情を起す働きもありますね。


脳の理性と感情の働きによって、

人は幸・不幸を感じます。

人は、どこにいようと、何をしてようと、

また、どんな状況であろうとも、

脳の判断次第で、

幸福を感じたり不幸を感じたりしてしまいます。


その脳の判断基準は、人によって千差万別です。


この、脳の判断基準と『精神作用の主体』に着目したのが

古代インドに生まれた釈尊であり、

その集大成が『法華経』なのです。

そこで、どうしても

『法華経』中心に話を進める必要がありました。


脳は意識の持ち方によって、その働きが大きく変わります。

いわゆる『集中力』です。

意識を集中すると、意識の目指したものを実現させるために、

肉体、つまり体中の必要な細胞が動きます。

集中の度合いが高いほど、その実現に必要なエネルギーが、

中心となって働く細胞に送られます。


この精神を集中させた時に出る力。

時には普段では考えられないような力が出る場合もあります。

昔から、よく『火事場の馬鹿力』などと言われてますが、

”みかけ”の物理的な身体能力以上の力が出ることがあるのです。

”みかけ”つまり見た目では分からない内在する力。

その力は誰もが知らずに持っている力とも言えるのです。


スポーツ選手は、肉体と共に精神力も鍛えているので、

この事は比較的理解しやすいでしょう。

それ以外にも、知的ゲームの囲碁や将棋などは

専門のプロ棋士になると、

1分間でなんと数千手以上を読んでいると言われています。

これも集中力の賜物です。



一つの事に精神を集中することを「一念」と言います。

仏法では瞬間瞬間移りゆく想念(思い)のひとつひとつを

『一念』と呼び、瞬間の一念によって未来の結果が決まるので、

『一念』がもっとも大事であるとしています。



次回は、この『一念』と『精神作用の主体』について、

いよいよ核心に触れていきます。