千秋楽の舞台、昨日に比べて、かなり良かったです。
2回目でもあり、観る位置の関係もあったかもしれませんが・・・。
昨日は中央よりの後ろのほうで、舞台全体は良く観れて、
茉奈さん、佳奈さん両方を同時に観る事も出来たのですが、
細かい仕草までは良く観れませんでした。
それに前のほうの人の頭も邪魔で・・。(^^;
内容もいまいちつかめない部分もあって、
全体を良く捉えられませんでした。
今日は前から3列目の一番端で、
茉奈さんを間近に観る事が出来ました。
(・・・って、もしかして正体がバレる!かな?笑)
昨日は良く分からなかった、茉奈さんの細かい演技・・・。
アルコール依存症を、細かい指の震えや
落ち着きの無い微かな表情の変化や仕草で表現したり。
雰囲気も十分に醸し出していて、
まさに、茉奈さんの本領発揮といった感じでした。
昨日は、上から降りて来た電灯の傘が途中でぶつかり
大きく揺れているのを、茉奈さんがさり気無く
スイッチコードを抑えて揺れを止めるといったハプニングもありましたが、
今日はすべてが順調で、
茉奈さん、佳奈さんのアドリブも、今日は本当に良い感じでした。
内容的にも、前日でストーリーが分かっていたので、
演技の意味もよく理解できました。
それで余計に、演技の良さがはっきり見えたのかもしれません。
現在と8年前とが交錯し、その間の二人の足跡が徐々に明らかにされる・・・。
特に茉奈さんは、愛の現在と8年前との変化を、全身で良く表現していました。
佳奈さんも、様々な経験を積みながらも、
本質的には変わっていないメグを、しっかり演じていました。
やはり見違えるほど成長しましたね。
茉奈さんのほうが、迫真の演技だったようですが、
佳奈さんは、役になりきった演技で、
佳奈さんも本領発揮と言えるでしょう。
今回は、やはり茉奈さんのほうが、演技の核心を掴んでいたようです。
佳奈さんの熱演も凄く良かったのですが、
背中や後姿での演技は、茉奈さんのほうが上回っていました。
そう、茉奈さんは本来全身で表現できる力を持っていました。
それが今まで出てこなかった・・・。
今回、倉本氏の指導で、演技が全身から滲み出てくる様になりました。
茉奈さんの中に久米島愛を作り、
茉奈さんが自分の中の久米島愛を自在に操る。
佳奈さんの谷村めぐみになりきった演技とは、
一味違ったものになりました。
今回だけは、観た人でなければ語れない・・・。
本当にそうした舞台になりました。
エンディングは、両方落ちたエンディングが一番良かったような気が・・・。
これはあくまで個人的な主観ですので。
愛が去った後の、衣装を抱いて泣くメグの姿は、
「オンディーヌ」の最後を飾るにふさわしい演技でした。
佳奈さんは、これからも今まで通りの路線を進むでしょう。
その方が、佳奈さんにとっても演技のたびに実力が付き、
成長に結びつくと思われます。
茉奈さんは、今回掴んだものをベースにして、
新たな役者としての第一歩を踏み出しました。
二人の演技は、これからそれぞれ個性を放ちつつ、
一歩ずつ確実に成長していくでしょう。
これで、茉奈佳奈さんは、
名実共に「プロ」の役者としてのスタートを切りました。
もうどんな舞台に出ても大丈夫でしょう。
どこでも遺憾なく力を発揮し、また更に実力を付けていく事でしょう。
今後は遠くから、じっと成長を見守りたいと思います。