そういえば、イギリス王室はがん報道が続いていますね。
チャールズ国王が前立腺がん
キャサリン妃がとりあえず何か病名は伏せてのがん
キャサリン妃のメッセージがネットに掲載してありました。
経過を見て思ったのは、最初はがんでの手術ではなかったが、術後に調べたらがんだった、と。
腹部の大手術、とありました。
自覚症状があって、切ってみないとわからない、というのは婦人科の腫瘍かなと。
腹部の、というのは腹腔鏡だったのかな。
卵巣嚢腫か子宮筋腫かなと
でも大手術、と言えば、子宮摘出のような気もしました。
術後の回復が必要なほどだと、卵巣だけだったら1か月くらいで十分な気もしました(私は緊急手術で開腹でしたが入院は1週間くらいで、お腹を帝王切開みたいに切ったので1か月くらいは痛かったですね)。
腹腔鏡だったら、卵巣だけだったら4~5日程度、1年前の私の子宮全摘でもロボット手術だったら5日程度、腹腔鏡で1週間程度でしょうか。卵巣が残せれば更年期にならなかったですが、子宮広汎全摘(子宮と卵巣も全部とる)だと術後のホルモンバランスの不調がかなり大変そうな気がします。
卵巣がんは、予後不良ながんです。子宮がんもそうですね。。
私が卵巣がまだ1個残っていて(1個は卵巣捻転で緊急摘出、子宮筋腫で子宮全摘)卵巣がんが心配と昨年婦人科の主治医に言ったら、検診で見つけることはまず困難ながんなので検診はないし、見つかったら手遅れみたいな話をされて、びっくりしました。
恐ろしい。。
もしキャサリン妃が卵巣がんだったら、症状があったら結構進行していたのかもしれないですね。。
だから、子どもたちへの告知に相当迷いや公表に時間がかかったのだと思います。
まず本人が子どもが小さいのに、この先どうなるのかとショックが大きかったかと。
婦人科がんはリンパへの転移も見えない大きさで広がっている場合が多いので、抗がん剤でしばらく治療します。
イギリスだと、ロイヤルマースデン病院ががん治療では有名でしょうか。
(私がコロナ禍で本当は視察に行く予定だった病院で、行けなくなってしまったのですが)
イギリスは、ホスピス発祥の地でもあり、サポートも充実しています。
マギーズが何か所かあります(日本にもマギーズ東京があります)。がんの人や家族のための場所です。
いつかイギリスのマギーズに行ってみたいです(がん患者になったので、堂々と行けそうです)。
サポートスタッフをやってみたいと思っていたら、がん患者のほうになっていた、という感じです。
とはいえ、いろんなサポートを受けながら、キャサリン妃もお子さんのため、自分のために治療を頑張ってもらえたらと願うばかりです。
10年位前に、一緒に仕事をしていた20代の先生が、腹部が妊婦みたいに出てきて、月経不順だったか不正出血があったり、貧血がひどくて、結果、卵巣がんで、子宮広汎全摘(卵巣と子宮摘出)して、抗がん剤投与されていました。
半年くらい休職して、退職され、ご実家に戻っていたのですが、最近、また仕事へ復帰したのを名前をみたので、生き延びたと思いました。(良かったです)すごくご本人がショックを受けていて、記憶に残っています。