今日は、おそらく術後初めての造影CT(体幹全部 首・胸~骨盤腔内まで)でした。

 

担当は、卒業生(担当チューターの学生だった)でして、向こうが恐縮しきりでした。

「先生に、針刺せるかな・・」「失敗したらどうしよう・・」など。。

 

いやいや、やっちゃってくださいよ。。

刺しにくいから、採血して造影ルートの2本は厳しいなと思っていたのですが、案の定。。

結局、採血したルートから、造影もする感じ(普通は穴から漏れたらやだからしないものだけど、しょうがなかった)。

うまく造影もできて、本人一安心。

私も卒業生が落ち込まなくて、ちょっと安心。

でも、本人はルートとるのは自信あるって言ってやっただけに、失敗は不本意だったよう。。

 

入らなかったら自分でとるか、と言ったりしたらびっくりしてたけど、結構毎回自分で入院中ルート入れてるけどな。。

もはや特技かもしれない。。

左手は右手で刺せるけどな。。

抜針も自分でできるけどな。。

生食ロックもできる(前、置いてあったから自分でやった;夜だったので、コールしても人手もないから来ないから、やむを得ず。。)

 

いいような、悪いような。。

 

診察は「再発転移なし」と。貧血もすっかりない。腫瘍マーカーも問題なし。

 

でも、12月もまた造影CT。

CT室では、今日が造影は初めてだと言われた。

確かに術後は単純CTが多かった。造影はMRIしかしてないと。

他で卵巣嚢腫とか胆のう切除の時に造影CTをしたような気もしたけど、どうだったかな。。

 

造影剤、副作用がでたら病院に連絡を、って紙をもらったけど、

直後、吐き気

しばらくして、下痢

でもたいしたことないから、水をよく飲むだけ。飲んで出す。軽いから、どうせ様子見しかないだろうと自己判断。

下痢は、整腸剤飲んでもまだあるけど(数回程度)、しょうがないか。。

呼吸困難とか蕁麻疹がなかっただけいいか。。

しかし、結構造影剤の量が多いのかなと思ったのは、注入後、おしりの穴とか膣とかのどのなかも「かーっと」熱くなったこと。

すごい薬が入ってる感じが、ビリビリした。

うちの母が12月に大腸ポリープのオペしたけど、造影剤のことを言っていたので、まさにそうだった。

 

12月も造影CTするのは、2~3年目は危険だからなのか、先生の研究データ用にとっておくのか、先生の術後フォローアップなのか(予定されてるもの?)。先生は、「あ~4か月おきに今きてますね~。4か月がいいですかね~、安心できますかね~」って言ってたのですが、こっちはよくわからないので、4か月だと通うのにちょうど実習の合間になっていいのもあるので、まぁおススメの受診間隔でいいかと思いました。

 

このまま平和に過ごせるといいけど。。

今日の受診を一番心配していたのは、実家の両親。

他は、夫も子どもたちもあまり心配はなく、結果を言ったら「よかったね」と。

見た目普通だから、もうすっかり大丈夫なんだろう、とか思っているよう。

でも、そういう私も、夫が毎月口腔外科で経過を見ているのにはほぼ無関心。

まぁ、異常がわかるのは突然だから、心配しても結果には影響はないので、心配しないほうが平和。

 

このまま平和で過ごせることを祈るのみ。今日は、検査もあったので、がん患者であることを実感した一日でした。

「甲状腺に腫瘍がありますね~~」と先生より(やはり不意打ち)。

でも人間ドックで書いてあった気もして、要精密検査ではなかった気も。

先生も「色も薄いので腺腫ですね~(たぶん)」という感じ。

だから次も造影CTなのかな。。

12300円でした。

夫は「いいな~俺も胴体を造影CTしてほしい」と。

転移心配らしいです。ドックでは、がん治療後はCTは希望できないらしく、口腔外科では頭頚部以外は先生もCT入れられない?みたいで、やってもらえずらしいです。

うちの主治医はやっぱりいいのかも。病院で検査するのが、器械もいいし、安上がりですからね。。

 

2日前に、廊下で甲状腺の腫瘍の相談を受けていたので、今日指摘されたのはドキドキでした。

相談者は、検診で指摘されて受診して、生検して、手術を勧められたけどしたくないのだそうで、悩んでいると。

個人的に、医者が手術を勧める時は5分5分以上で、クロ。甲状腺は気楽には切らないはず。

腫瘍がちらばっているし、異形成なのだそう。それってほぼクロでは・・。

ご本人は、甲状腺がんで命を落とすことはないと書いてあったから、がんでも切りたくないと。。

でも不安だそうで、東京などでセカンドオピニオンはどうでしょうか、と伝えておきました。

正常化バイアスですよね。自分にとってよい情報のほうを信じたいという思い。誰でもそうですよね。

相談は難しいですね。