手術が2021年3月下旬でしたので、丸2年を終えて、肺がんの術後3年目に突入したと思います。

 

肺がん術後の1年目は、周囲が腫れ物に触るみたいな感じで、自分もそうでしたが、あまり先のことは考えないようにして、仕事も軽めにしてもらっていました。

 

人と言うのは、自己中心的でみえないものは忘れるのだなと思うのですが、

今年術後3年目(自分の中では5年が終わるまでは気は抜けないし、その後だって気は抜けないと思っている)では、仕事量が通常の2倍くらいになって、さらに今月日々増えています。

人の3倍くらいの量がきてます。

無理だと思うのですが、人がいないのです。。

 

大学はおそらくどこもですが、定年ラッシュに入ってきました。

60歳前後がメンバーの半分を占めていまして(60名くらいの教員がいるのですが)、まずはここ3年で教授の3分の2くらいが定年です。入れかえればいいと思うのですが、人件費なのか退職した教授を特任で雇用するからか、新規募集がなく、ポストがあいたままだったり、公募なしになっていまして、きついです。

 

 

加えて、私のところは大学院がMとDコースがあり、認定看護師と専門看護師も養成していて、そこも担当しています。

学部に加えて、M・D、CN、CNS・・死にます。土日夜間も講義やらいろいろです。

 

さらに現在9月の学会、来年6月に3つの学会の計4つを運営中。他の県の学会の支援もしています。

外部研究が現在2本。科研1本。科研関係の別のもの1本。民間助成1本。

 

肺がんのサバイバーがやる量じゃないです。サバイバーって思われてないかもしれないです(できるだけ通院してるのはPRしている)。

 

こんなで、4月から忙しかったです。

肺がんが見つかったとき、3年くらい忙しかったのですが、それでじゃないかと家族から言われました。

肺腺癌は女性ホルモンの関係らしいので、更年期近くなってきたからだろうとは思いましたが。。

 

5月から2か月間の実習の打ち合わせも昨日してきました。

病院も退職も多いし、新採用でも来ていない人も出ているなどで、ありえないと言ってました。

どこも人手不足です。人口も減るし、大変になりますね。

過去と同じクオリティは難しいのだから、何かを削っていかないと全員倒れるのではないかと思います。

 

さて、まずは来年半ばまでは無事でいてくれよ~と願うのみです。

来年は息子が6年生。中学受験予定だし、PTAの役員もやる予定(6年でやるからと何とか逃げ切ってきたので)。

来年も忙しそう。

ニーズがあるのはいいことだと思って、でも身体あっての仕事だから、まずは健康を守りたいです。