今日で11日連続勤務中です。

病院実習からの続きの週で、今週は学内での実習なのですが、実習には変わりないので疲労しています。

 

学生の指導はエネルギーを使います。

実習でも、講義でもエネルギーが放出されてる感じです。

なぜかなと思ったら、それは私自身が私の基準のクオリティを求めるからなのだ、という答えにたどりつきました。

 

よく、「なぜそんなにやってるの?」とか「何を目指しているの」とか「私にはそんなにできない」と言われることがあったのですが、私は、他の人もできるだろうに、なぜそう言われるのかなと思っていました。

最近、2人の後輩に学生指導の目指すものとか、自分が教えたい(学ばせたい)こと、について話をしたのですが、反応がないというか薄くて、興味がなさそうで、それは何故なんだろうと思ったときに、

そうか、私の求める仕事のクオリティと他の人のクオリティが違うからなのだ、と気づきました。

 

長年、どうしてかなと思っていたことのシンプルな答えが見つかって良かったです。

 

教える側と教わる側の目指すクオリティが違いすぎると不幸ですよね。

 

そしたら、私は私と同じクオリティを目指したい人に教えればいいのか、と思いました。

私がオフで携わっているいろんなプロジェクト(医療系のものばかり)は、私と同じかもっと高いものを目指す人が多いので、すごく居心地がいいし、自分が成長している感じがして、ワクワクします。

でも世の中、そういう人ばかりじゃないんですね。

それを今週は実感しました。

(今まで気付かなかったのか、ということではなく、その後輩2人は私より上の専門性を目指したいと言っていたので、私は当然私よりもっとクオリティの高いものを目指しているのだと思っていたので一生懸命説明していたのですが、結果的にはそうではないことがわかった、目指すというのは口だけなんだなと気づいた次第です。)

 

クオリティの高い仕事をするのが、お金をもらって働いているってこととか、自分のプライドではないかと思っていたのですが、それもそうでもないのだと思うことも増えています。

昭和の時代はもっと厳しかったし、指導者の方や現場のナース、看護教員は質を高めるために必死で看護を教えていたし、学生も必死だったなと思います。今は教員も学生もそんなに求めてないのが悲しいですね。

でも志のある人もいますので、腐らずにやっていきたいと思います。