昨日、夫が帰宅してから、話をしたところ、会社で手術の日程を伝えて勤務調整や保険の人と話をしてきたと言っていました。

 

私は、入院関連の手続きはすべて自分でいつもしているのでかなりベテランですが、夫は初めて。

 

「がん保険は、がんって言われてないからダメなんだって」

「有給休暇にするって考えてる」

とのこと。

 

「切除後に病理検査に出してから確定するから、がんだったら保険はでるし、そうでなくても入院保険と手術給付がでるから保険会社に用紙をもらっておいて」

「術後にすぐには復帰できないかもしれないから、傷病休暇を使えばいいよ。給料もでるから。」

「高額療養費を申請しておいて、限度額適応認定証をもらって。術前から術後まで外来でも適応になるから」

 

と言っておきましたが、なかなか理解は難しそうでした。

白板症は前がん病変でもあるので、保険内容によっては前がん病変も適応になる契約もあるのはみたことがあります。

せっかくいくつかかけているのだから、ちゃんと保険金をもらったほうがいいかなと思います(いろいろ考えて若い時から入ってきたようなので、もったいない)。

 

私は去年は、子どもの歯科矯正と私の医療費を確定申告しました。

医療費の確定申告は過去に1回入院が半年だった時にはしたような気がします。

民間の保険が適応になる部分を除いた費用になるので、意外とあまり申告額が増えず、還付も数万円しか戻ってきませんでしたが、ないよりはいい。夫の分は世帯が一緒でも会社が別だと申告は各自のようだったので、断念しました。

 

入院前にしておくことは、

・保険者に限度額適応認定証を発行してもらうこと(術後の外来も見越して長めに期間を書いてもらう)

・保険会社に請求書類を入院前までにもらい、入院時に持参して、退院日に事務へ依頼して帰る(次の外来時には大体書類ができているので楽)

・休暇期間はやや長めに会社に伝えて、退院のめどがたったら自宅療養期間も含めた診断書を主治医へ書いてもらい、退院日までにもらう(会社へ提出して、産業医面談すると傷病休暇がとれる仕組み。自宅療養を早めに切り上げて、仕事内容を制限してもらうのも主治医の診断書と産業医の意見書が必須なので、まずは主治医に要望して書いてもらう)

 

などでしょうか。

産業医は単独では意見書は書けないので、あくまでも主治医の診断書をもとにしか会社へ要求できないから、忙しい主治医の場合は早めにこんなふうに書いてほしいとお願いしておくとゴタゴタしなくてよいですね。

 

産業医との面談結果で仕事内容の制限をOKをもらっても、上司にしか伝わっていないというのもあるあるなので、個人情報もあるかもしれませんが、私は仕事のメンバーには病状とできることできないことを伝えて復職するようにしています。

うちの職場は全員看護師免許があるので、普通の職場よりは理解もありますが、体調ってわかりにくい部分もあるので、お互いに嫌な思いをしないように配慮できればいいのかなと思います。

 

そんなわけで、夫は日程も決まって、気持ちはだいぶすっきりした様でよかったです。

手術後に後遺症が残ると思いますが、不安を抱えたまま治療せずにいくこともさらに不安だと思うので、

まずはトライかな~と思います。病院は私の実習先で、元職場で、肺がんのフォロー先なので、出入りしやすいから、こまめに着替えを届けに行ったらいいのかな~と思います。