昨日の夜は、ショパンコンクール2位の反田恭平さんの「皇帝」とベートーベンの7番を新日本フィル・佐渡裕指揮で聴いてきました。

会場は全席完売で満員御礼で、2000人以上入っていました。

年齢は高めでしたね。。オケのファンや他県からの方もかなり多かったと思います。

 

演奏は。。期待しすぎていたのかな。。

正直、コロナ禍でオンライン配信にすっかり慣れてしまったのだなと思う感じです。

オンラインって、アングルもいいし、音質もいいし、自分だけの演奏を至近距離で聴いてる感じなんですよね。

だからすごい久々の生の演奏なんですけど、S席だけど、遠いんです。

そして、ミスタッチも気になっちゃうんです。

ホールもサントリーホールとかだといいけど、地方のホールで古いからダメだったのかな。。

最後にオケを聞きに行ったのは都内のオペラシティの第9だったから、そういうのが当たり前だったからかな。。

 

オケも、ホールが満席だと音が吸収されて鳴りがよくないんですよ。

ベートーベンの交響曲って編成が小さくてできるので、オケの人数も最低限なので、鳴りが良くないので、なんか物足りないです。

 

反田さんもショパンは得意なんだなと思ってしまう感じ。

下手ではないけど、ベートーベンの皇帝って、かなりガンガン弾かないと迫力が出ないんですよ。

だから筋力がないとか体格のハンデがやはりあって、ショパンのほうが良かったのかなとか思ってしまいました。。

 

久々の生演奏の良さは、客席の一体感くらいでしょうか。。

同じ空間の共有は生オケならではでしょうね。。でも、年配の方は、ブラボーとか、スタンディングもやっぱり結構いまして、ホントにちゃんと聴いてたのかなと思う感じもしてしまい、隣にそんな人がいなくて良かったとか思ってしまいました。。

コロナ禍で演奏会も隣をあけて座るとかに慣れてしまっていたので、久々の密は何だかやや恐怖感はありました。

 

家に帰って、夫と、オンライン配信って安全だし、良い状態で撮ったものを聴けるから、いいものだったんだね、って話しました。

生の演奏会ってアフターコロナの世界では生き残れるのかなとふと思いました。

S席でもオケやピアニストの顔は豆つぶくらい(でも真ん中あたりの席でもそんなもの)なので、物足りなかったです。

開演前に入り口でタバコを吸っている反田さんとオケメンバーを見たのですが、

彼をみれるのも、彼が今後がんにならないうちだな、とか思ってしまいました。。

どこのホールも日本では敷地内全面禁煙になっているご時世で、タバコを吸うって、どうなのかなと思いました。

別に止めないけど、日本だと今タバコって厳しいから、日本のルールでやっていくには厳しいですよね。

 

昔って、タバコを吸う医療職もすごく多かったのですが、病院敷地内全面禁煙になって、医療系大学もそうなって、だんだん吸えなくなったので、みんな吸わなくなりました。うちの大学も敷地の外で吸う学生とか職員がかつていまして、近所からクレームが入って、吸わなくなりました。

ドラマの喫煙シーンも減りましたしね。

 

清い世界がいいわけじゃないけど、長生きするには気を付けないといけないからしょうがないのかもしれませんね。

 

今日で前半の病院実習がいったん終わって、6月にはまた別の実習に行くのですが、無事に終わったのでよかったです。

毎日、いろんなドラマがあって、今週も大変だったけど、うまくまとまって、金曜日らしい一日でした。