今日は、子どもたちは夫と県内にドライブに行きました。

私は仕上げないといけないものがあるので、留守番です。

 

知り合いのがん患者会の方のサイトに、新しい本の紹介が載っていました。

がんになって生存していく患者さんのことを「がんサバイバー」と呼び、サバイバーが知っておくとよいことや、サバイバー支援のための知識をサバイバーシップ学などで学ぶことができます(患者や支援者の心得というか)。

 

 

もともと、学生時代に勧められた本で、季羽 倭文子(きば しずこ)先生の書かれた「がん告知以後」という本で、がんになった人への支援について知ったのが興味をもったきっかけです。

この本には「I can cope」(アイ・キャン・コープ)プログラムが紹介されていて、グループでがんを克服していこうという海外の活動を日本に紹介した話が書かれていました(確か。。)。本が書かれた時代は、「がん=死」という時代だったので、克服とか打ち勝つという感じだったと思います。

 

 

その次は、がんはホスピスケアがブームでした。昭和後半のあたりの時代ですね。

アルフォンス・デーケン博士の本「生と死を考える」とか「グリーフケア」(遺族ケア)などがブームでした。

がんにあらがうというよりも、死について考えて、よい死を迎えるとか、家族ケアに焦点が当たった気がします。

国内でもホスピスを作る運動も広がって、淀川ホスピスなど、いろんな活動がTVで紹介されていました。

平成になってからは、「早期からの緩和ケア」がブームでしょうか。。

 

最近は、薬物療法の開発がすごいですね。

そして手術も技術開発も進み、検査も技術が向上したので、早期発見や小手術化も進んでいると思います。

放射線治療や免疫療法も進んでいます。

なので、長期生存が可能になったので、国もがん対策にはサバイバーシップや在宅治療、外来での治療も重要視してきました。

 

昔は長生きしなかったから、サバイバーシップもあまり知られていなかったかな。

 

話は変わり、分子標的薬では皮膚のトラブルも多くて、それに関した肌トラブルのサイトも見つけました。

昔の抗がん剤よりも副作用は少ない、という話もありますが、新たなトラブルもあるので、ご紹介です。

副作用の出方は人それぞれですが、予防方法は確立していないものの、抗がん薬投与中にスリーブを着けて手足を圧迫したり、クーリングしたり、などで症状を軽減できるのではないかと看護師が試している施設も多いと思います。

効果に個人差もあるので、エビデンスが出ないのが難しいところですが、私も自分が抗がん剤になったら軽減するためのケアはしようと思っています。

 

 

さて、明日は胆石検査。胸の腫れのことも聞いてみて、検査できるとよいのだけど。。