昨日で冬季オリンピックが終わりましたね~。
開会式、閉会式、途中途中をみましたが、チャン・イーモウ監督の演出は上手だな~と思いました。
映画「初恋の来た道」で有名になった方ですよね。。確か。。
式典のAIだか特殊映像もすごかった。日本のよりお金かかってて、中国の勢いを感じました。
中国、すごく伸びていますね。
週末はオンラインでがん看護学会だったのですが、会員数が伸び悩み、特に20代が少ないということでした。
さとり世代は、無理はしません。上も目指しません。現状の給料で見合った生活でいいんです。
30代より上は、独身バリバリだったり、競争してのし上がってきた世代なので、肉食系というのか、バチバチしてるんですよね。。
60代かもっと上の理事たちが、新規会員を増やさないと学会が存続できなくなる、というような警鐘を鳴らしていましたが、難しいだろうと思いました。病院も若手が育っていません。業務は忙しいし、キャリアアップは自分の時間やお金を削らないとできない上に、評価がついてこない。
そんなのやりませんよね。。
厳しいな~と思いました。そして、学会はいつも同じメンバーが牛耳っています。アカデミーの派閥というのか、そういうのがいくつかあって、その傘下にいないと講師とか座長がまわってきません。授賞式も大概うちうちに賞を順番で回している印象です。
そういうフェアじゃない感じとか、大御所ばかり優遇されるのを、今の若手は嫌いますから。。
そういう中で、市民目線での研究とか患者とコラボして、とか学際的に、などと言われても、そういうのは本当に手がかかる研究なので手上げしないんじゃないかって思いました。私は何年もいろんなところとコラボした研究をしていますが、評価がついてこないし、打ち合わせとか大変だし、っていうのを知っているので、この分野はなり手がいないな~と思います。大事だけど、お金にはなりません。
で、今週が国際がん看護学会にエントリーしていて、ライブ配信は国際標準時なので、日本だと21時からとかになってしまうのですが、ここ数年ポスターで出しています。先週HPがオープンして、自分の演題がうまくUPできているかのチェック後に他のオンデマンド配信のもの(口演とポスターの一般演題)をみたのですが、9割が中国。中国の若手研究者、ちょっと台湾、です。
驚愕ですが、国際学会での中国の勢いは目を見張るものがあります。
日本は完全に鎖国というか、抜かれています。
中国のすごいところは、国際学会なのに中国語でエントリーしていたり、ポスター発表なのに中国語の抄録をUPしていたりが何件かあって、それでも出してるのがスゴイ。ポスターの投稿基準を完全無視したものも散見されました。
でも、出すことが大事って思います。
日本人は、メンツ大事っていうか、上を抜いちゃいけないとか、上をたてないといけないとか、きちんとしないと学会発表しちゃいけないとか、そういうどうでもいいことにこだわりすぎで国際デビューできないんですよね。
私も英語は翻訳ツールで適当に書いていますので、間違っているかもしれません。
表現もアバウトです。
でも、今年は自力でポスターにナレーションを入れました。
次の目標は、オンライン学会で口演(オーラル)で英語でしゃべること。
間違うと思うし、ヘンテコ英語だと思うけど、やってみたいと思っています。
英文で投稿も密かな目標。
中国のエネルギーはすごいって思うし、日本人としてもっと頑張りたいと思います。