話が行ったり来たりになっていますが。。

 

術後の入浴についてですが、

大概はパスだと、術前日が最後の入浴で、術後は清拭、ドレーンを抜いて翌日からシャワー浴可、ドレーン部は退院後はやさしく泡で洗う、

というのが一般的でしょうか。術後2週間ほどの外来でドレーン部の抜糸をして、翌日から入浴可になるようです。

 

私の場合は、ドレーンを抜いて翌日術後4日目の午前中で退院だったので、初回シャワーは家でした。

本当はこれは危険なのでアウトだろうと思いますが、私がナースなので異例なのだと思います。

 

先週、入院していた病棟のナースと研究の打ち合わせがあり、「今日、肺切のオペをした(高齢?)患者さんが浴室で気を失って倒れちゃったんですよ。迷走神経反射とかですかね?」と話がありました。

外科病棟のお風呂は、婦人科もそうですが、浴槽のないシャワールームが2~3室あります。

狭いのと換気がよくない(換気扇がない)ので、湯気で気分が悪くなる人はいますが、私は低酸素症だと思いました。

自分も退院後のシャワー浴は、5分程度で済ませた(髪も短いし、せっけんでゴシゴシ洗わないし、流す程度だった)のですが、

ものすごく息切れしました。

そして着替えも、身体が曲げ伸ばしができないので、椅子に足を乗せてパンツやズボンをはくという大変さ。。

入浴動作は呼吸に負荷がかかる動作なので、酸素化が悪くなります。

そして、着衣動作も同様に負荷がかかるので、動作を連続して行うと酸欠になったのだろうと思いました。

 

そんなわけで、シャワーは呼吸苦がある時は短めにすませるのと、衣服の着脱は息を整えて行うか、休憩しつつ行うのがよいかと思います。

ドレーン部は1か月シャワーで流すだけにしても、別に化膿しませんでした。

ゴシゴシあらったらかさぶたがとれたり、痛いので、流す程度でよいと思います。

 

入浴は、退院後から半身浴だけずっとしました。

足がむくむし、冷えはよくないかなと思ったからです。

ドレーン部の治りが良くなかったので、抜糸後も1週間はシャワー浴+半身浴(ちょっとあったまる程度)で過ごしました。

 

1か月過ぎてからはしっかりと入浴し、家の中では息切れもなくなったので、入浴剤で気分転換しながら自宅での湯治気分で入浴しています。