夫と不倫相手のメールのやり取りは

食欲が失せるような性的なものと

あとはひたすら「俺を見て!」「わたしを見て!」

と吠え合っているような感じだった。


褒めて欲しい。

1番と言って欲しい。

隠された魅力があると言って欲しい。


それから

自分達は仕事にプライドがあるけど

会社のやつらはダメだ。


そんなことが書いてあった。

厨二病だなと思った。




わたしに対する憎しみで結束している部分もあった。

生活の中で感じるストレスの全てを

わたしのせいにする夫を

コントロールするのはとても簡単だっただろう。


わたしのことを

「あの人は信用できない。

わたしのことも殺すほど恨んでるよ。こわい。」

と不倫相手は書いていた。




そうして

不倫相手から再三指示されていたのに

メールアカウントのログアウトを忘れてしまった夫はわたしに証拠を掴まれたので

焦ってわたしの首を絞めた。


メールが見つかったら不倫相手に怒られるから

首を絞めて脅して止めたよ!と

不倫相手に褒めてもらいたかったんだろう。



首を絞められた後

どうやって夫が不倫相手に捨てられたか

わたしは知らない。